2017年08月14日

セロニアスモンク大学がインターネットラジオで紹介されております!

八月に入ってからというもの忙しさにかまけてSNSを確認すらしておらず、七月末に出たアルバムの情報もどうなっとるのやらと自分のことなのに呆けておりましたが、今日数日振りにメールを確認したら嬉しい知らせが届いておりました!





以下、メールより。





お世話になっております。
JJazz.Net H島(仮名)です。

ジャズスタンダードを中心に様々なテーマでお届けしている
音楽プログラム「温故知新」にて、御社タイトルをご紹介させて頂きました。
いつもご協力頂きありがとうございます。

温故知新 - 葉月 - dedicated to Thelonious Monk
世代を超え愛されてきたヴィンテージジャズ。
今年生誕100周年を迎えたピアニスト、セロニアス・モンクの楽曲を特集します。
ジャズの歴史の中で最も重要な作曲家の一人です。彼の残した名曲の数々。
年月をかけ受け継がれる音の響き。
そんな深みを楽しむ贅沢な時間をお過ごし下さい。

選曲者:ジャズギタリスト 関根彰良

放送期間は、2017年8月9日〜9月13日(17:00まで)の1ヶ月間。
http://www.jjazz.net/programs/onkochishin/index.php





プログラムは以下です。


STRAIGHT NO CHASER
『Juilliard Allstars / First Standards』(MYCJ30467)
M&I

Eronel
『Steve Khan / The Green Field』(FNCJ5512)
55 RECORDS

Evidence
『大口純一郎トリオ / BIG SMILE』(EWCD0033)
ewe records

Brilliant Corners
『the brilliant MONKies / the brilliant MONKies』(SCOL1017)
SOMETHIN’COOL

Round Midnight
『Steve Kuhn / Mostly Ballads and More』(MTCJ6503)
P.J.L

Round Midnight
『THE JANET LAWSON QUINTET / THE JANET LAWSON QUINTET』(BBEACDJ282)
BBE

Ruby my dear
『Monica Dominique /Palle Danielsson / Togetherness』(VSCD9417)
プロダクションデシネ

ルビー,マイ・ディア
『赤松敏弘 / フォーカス・ライツ』(VGDBRZ0017)
VEGA Music Entertainment

【MONK SIDE】EPISTROPHY 5Ver.
『セロニアスモンク大学 / Semodai 2』(DRSE2017)
Dramatist Records

Pannonica
『増尾好秋 / Life Is Good』(SUNL1001)
Sunshine Ave

Ugly Beauty
『Tommy Flanagan / Thelonica』(PCD93636)
P-VINE





名だたるジャズミュージシャンの並びに入れていただき大変恐縮ではありますが、ありがとうございます!!!

セモ大、増尾好秋、トミフラの字の並びは鳥肌ものであります!


以下のURLからお聴きいただけます!


http://www.jjazz.net




セロニアスモンク大学「SEMODAI 2」は絶賛発売中でございます!

セモダイ2(SEMODAI 2) - セロニアスモンク大学
セモダイ2(SEMODAI 2) - セロニアスモンク大学


宜しくお願い致します!!!
posted by さだおか at 10:10| 兵庫 ☁| Comment(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

セモ大 CD トレーラー




トレーラーっていうんですか、最近じゃ。怪しくって調べたらちゃんとそう言うらしいじゃないですか。詳しくは読んでないけど、どうにもそう言うらしいじゃないですか。


簡単にわかりやすく言えば、アルバムの曲紹介動画ってとこでしょうか。


一応曲順に並べております。


Amazonでも手に入れられますし、monkdaigaku@gmail.comにて直接購入も可能でございます。


SOKKYO SIDEの方も作らねばと思いますがモンクに比べると切り取りにくいので、一曲丸ごと公開にするのかどうかということをもう少し考えてから作ろうかなと思っています。


今はOMAKE DISCに入ってる曲を公開する方を先に制作しようと思っています。


2年以上時間かけて作ったわけだし、セモ大にとって2017年は精一杯やりきりたいと思っています。

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posted by さだおか at 20:49| 兵庫 ☁| Comment(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

「SEMODAI 2」タワレコの三店舗にて視聴出来ます!

昨日タワレコに入荷のお礼と挨拶に伺ってきました。丸ビル店、NU茶屋町店、神戸店にそれぞれ視聴機展開されていました。


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NU茶屋町店にて。

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拡大版。


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丸ビル店にて。

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神戸店にて。





担当の方から「メッセージ書いてもらえますか?写真撮って良いですか?」と言われたので、下手くそな笑顔で写っている写真もタワレコ丸ビル店のTwitterで流れており、そちらから写真を拝借。担当者様ありがとうございます!

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神戸店でも写真とメッセージカードを書かしてもらいましたので、視聴機のとこに掲げられているはずであります。まだTwitterに写真が流れてなかったので、また見つけたらお知らせしますね!



こんな風に展開して下さっているのも、モンク生誕100年ということで一連作品として加えていただいてるのと、地道に足を運んで挨拶したことが繋がっているのかなぁとしみじみ思いました。


1,2週間ほどこのような展開で、その間の売れ行きで延長されるとのことです。


どうぞ、一度店舗に足を運んで見て来てください。
posted by さだおか at 12:18| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

セルフライナーノーツ 終わり

僕のセルフライナーノーツです。








monk side


Q1 higan.〜epistrophy 4について

これ伴奏と声と別々に録りましたね。で、声は二回録ってミックスで合わせたりしたんですけど、録音のボリュームの問題とかあって結局ほとんど同じテイクから使ったんじゃないかな。
録音の前に一人でスタジオ入って練習して、直前に全員でスタジオに入ったときに聴いてもらったら「練習してるー」って笑われたな。そらやるよ。




Q2 light blueについて

これはギリギリまでもう一つのテイクと悩みました。結果的にもう一つはOMAKE DISCに入れて良かったと思ってます。

終盤のテーマ戻った辺りでシンバルの倍音が何かと干渉してホラーチックな女性の声みたいになってます。知ってました?




Q3 夜の音の景について

この録音の時僕はあのソファーで聴いてたんだけど、あれ体動くとスプリングがすぐ鳴っちゃうんで体固くして聴いてましたね。そんな思い出です。

元のギターが良い音なんで、それだけは死守しようとしました。ま、何もしないわけじゃなく、やっぱり電気信号化されたときに萎んだと感じたところをイコライジングで持ち上げたりとかね。




Q4 ugly beautyについて

手の込んだ楽曲ではまず最初に出来ました。編成も少なくて音同士の干渉とかもあまり考えずにできたっていうのが一番の理由かな。好き放題やらせてもらいましたね、これ。気に入ってます。




Q5 greenchimneysについて

この中盤のピアノだけの部分で苦心しました。もっとパン振ったり混沌にしていくつもりで作業してたけど、それは聴いてる人の脳内でも可能だからと思い、極端なバランスにはしませんでした。

録音の時も関谷さんはなんのこっちゃ分からんみたいな感じで僕のお願いする音符の長さや強さをしばらく弾いてくれてましたね。懐かしい。




Q6 モンクが観る夢について

タイトルが一番悩んだかな。ちょっと素直すぎるかなぁと思うけど、これで良かったと思う。バランスとして分かりやすいのが良かったし。




Q7 歪について

これは僕の趣味ですね。音響派とでもいうのかな。アンビエントでもエレクトロニカでもなく、肉体的で有機的な感じがするのは僕がジャズドラマーだからだと思う。




Q8 骨とノイズについて

声の編集は好き放題知ましたね。参考にしたのはディルアングレイのミックスでした。あのバランス感覚はすごいですよ。



Q9 brilliantcornersついて

當村と野津には散々「音を聴かずに短距離走と思って駆け抜けてくれ」とお願いした。その点で満足はしてないけど、健闘してくれたと思う。今のライブではもっと良い演奏してくれてるから、時間が解決する問題なんですよね。

このアレンジの原案は森定さんの「大菩薩タンゴ」っていう曲なんですよ。あとアドリブ部分の繰り返し時に同じコード繰り返してるのは浅井7でやった曲から拝借ですね。あのアイデアは天才やなぁと当時も思いました。




Q10 遠い渚について

モンク楽曲の間々に四つのソロを入れようと考えて、四季にこだわって最初は作ってたんだけど、一昨年の地元の高校で聞いた蝉の声が素晴らしくて録音できなかったことで四季にこだわることをやめました。で、ブッチャーズのドキュメンタリー映像で吉村さんが海辺でアコギを弾いてるんですけど、それが無茶苦茶好きで、この野津の音にその情景を重ねましたね。だかた環境音で描くんじゃなく、タイトルで引き出そうと思い、こうしました。



Q11 epistrophy 5について

結局これが一番難産というか、難しかったんですよ。単純にトラック数多いし、それを整理するのに時間がかかった。とりあえず読み込ませただけで、去年のひと夏寝かせましたからね(笑)そういう意味で漬物ですよ。

サビの後半にもう一回仕掛けてるんだけど、その部分をドラッグして偶然そこに置いたら「あ、別のテイクやのに一緒やん!?」って驚いて、それを使ったっていうね。そういう意味でミックスダウンはPCと即興やってる気分でやりました。そういう偶然が全体でも何か所かあるんですよね。




Q12 crepuscule with nellieについて

この間ね。この間を當村にライブでやって欲しくてね。最近は良い間で吹いてくれて嬉しいです。




Q13 straight no chaserについて

この冒頭部分がディルアングレイの「残」だと気付いた人は何人いるのだろうか(笑)




Q14 ROOM206について

環境音はベランダから何度も録音しました。幼稚園児連れてる親に怪しまれないようにタバコ吸う振りしてベランダにおるって顔してね。

ラジオから流れてくるみたいな感じにピアノの音をもっと加工してみたときもあったけど、やっぱりそれも聴き手の脳内で出来るかなと思って戻しました。GLAYの「summer FM」がやりたかったんだけどね。

完成盤を通して聴いてこの曲になったときに思わず涙が・・・(笑)





Q15 夥しい愛について

このタイトルをアルバムタイトルにしてもいいくらいだと思っている。ディスクタイトルも「EROS」と「THANATOS」にして、アルバムを「エロトス」にしようとかね。これはアラーキーの影響ですね。




Q16 monk side 全体について

緩急は意識しました。曲順一つで曲の印象も左右されるから、そこはこちらの意識を明確に伝えようと思って、そうあるべき曲順に出来たと思ている。切なさとかね意識してますよ。




SOKKYO SIDE


Q1 夥しい愛について

近石さんとこれを聴いてた時に「シングルで出せばいいのに」って言ってくれて嬉しかったなぁ。



Q2 ensemble 1について

始めにしては暗いかなと思ったけど気に入ってるから早く聴いて欲しいということから二曲目にした。



Q3 sokkyo 1について

これ録音の時は全体的にピアニッシモで早く演奏してる良さがあったんだけど、それを再現し切れなくて未だに悔しい。最後の部分は切ろうかと悩んだけど、精神的な残像はこれくらいかかって消えるだろうと思ってあえてしぶとく残した。




Q4 ensemble 2について

関谷さん抜きでってのも良いなぁと思ってこうしました。こういう風にバラバラに即興できると良いなぁとしみじみ思います。




Q5 sokkyo 2について

これを二曲目にしようかと考えた時もあった。確か録音も即興ではこれが最初なんですよ。だからその四人が馴染んでない感じとかが良いなぁと思ってたんだけど、今回はensembleから始めると決めてたから今の曲順に落ち着いたんです。





Q6 silenceについて

monk sideの「歪」とネガとポジみたいになってるかな。演奏時のノイズだけを集めて作ろうと思ったけど、ミックス上の無音っていうのはあまりにも無音で苦手だったので、冒頭にノイズを入れました。その下地さえあれば途中からもその無音に耐えられるかなと。タイトルのまま意識したのはジョン・ケージです。



Q7 ensemble 3について

前の曲の余韻の先というのかな。この曲から後半開始って感じですね。編集中からそれは感じてました。




Q8 光2について

別々に録ったのを合わせただけ。それで何というか絵になっているのは不思議。

「光」ってタイトルの別の詩があったんでしょうね。自分でも思い出せないけど(笑)だったらこれが「光」でもいいじゃない?と自分会議で何度も議題に上がったんだけど、敢えて「光2」にしといた方が意味深でなかろうかとなったわけ。「ヒカリツー」でも「ヒカリ二」でも好きに読んで下さい。




Q9 ensemble 4ついて

こういう後味って好きなんですよ。この後の曲が長めだということで、余計にあっさりと断ち切ったように終わるのが良いんですよ。




Q10 sokkyo 3について

最初のドラムだけの部分をカットしようかと結構悩みましたが、その後の展開上要るだろうと、ある意味で説明的に残しました。理路というのかな。

最後のドラムは自分でも今は叩けないっすね。何叩いてんのかもよくわかんねぇんだけど(笑)



Q11 hizumiについて

ビョークの「MEDULLA」ってアルバムが好きでそれをやりたかったんです。で、録ってみたものの、編集の段階になって圧倒的にパーツが足りないと一度は諦めたんですけど。そこは二年間もミックスしてたら耳も気分も変わりますわな(笑)これが一番最後に手を付けた曲です。自分では良い出来だと満足しているんですが、どうなんでしょうかね。こういうのがあるから売れないのだろうけど(笑)

後半のクラシカルな音階の辺りとか「ゴッドファーザー3」のアルパチーノが浮かびませんか?僕は浮かびます。


Q12 sokkyo 4について

これもディルアングレイの影響で、あの人たちのアルバムは最後の曲の前にとにかく早くてぐちゃっとした曲があるんですよ。それで流れが良くて、最後にもう一押し行くぞ!っていうバンド側の強い意志みたいなのを感じて好きなんですね。だからこれも「次で終わるからな!」っていう勢いを出そうとしてるんです。




Q13 sokkyo 5について

これ大曲ですよね。そういう風情がある。この終わり方は好きなんです。総括して終わるんじゃなく、次につながる終わり方をするっていうの。まだこれからを聴いてみたいなって思わせて終わるのが人のアルバムでも好きです。



Q14 sokkyo sideについて

前作と同じ手法ではあるんですが、今作の方がずいぶんと自分の理想としている音や間になっていると思います。

posted by さだおか at 14:17| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月25日

セルフライナーノーツ3 

昨日に引き続き、関谷さんと當村からのライナーノーツです。


今日ディストリビューションの会社の担当者に確認したところ、卸先と数は以下のようです。


■タワーレコード
・渋谷店 1枚
・神戸店 5枚(試聴機展開)
・梅田大阪マルビル店 5枚(試聴機展開)
・新宿店 1枚
・梅田NU茶屋町店 3枚
・オンライン 1枚

■キャットフィッシュレコード:1枚




二店舗で視聴機展開されるそうです。ありがたいです。

明後日に僕も店舗に確認しに行こうと思います。


もちろんAmazonでも入手可能でありますし、ライブ会場や郵送で僕から直接購入いただけるとOMAKE DISCが付きますよー!宜しくお願いします!









では、セルフライナーノーツをどうぞ!






Q1 夥しい愛について

関谷 無心でドレミファソ!!

當村 ずっと同じこと繰り返して、よくわからなくなってきてからが面白い。





Q2 ensemble 1について

當村 詩が終わって最初の音が飛び出してくるまでの間がええ。




Q3 sokkyo 1について






Q4 ensemble 2について




Q5 sokkyo 2について

関谷 スピード感がある。





Q6 silenceについて

関谷 がまん大会。

當村 無音になると屋外の音とか呼吸とか耳鳴りとかが一斉に聞こえ出す。





Q7 ensemble 3について

関谷 とーむらの音が生々しく近い。




Q8 光2について

関谷 SWINGしてる。

當村 字が読めない。




Q9 ensemble 4ついて





Q10 sokkyo 3について

関谷 バラード。どこまでも続く何か。





Q11 hizumiについて


関谷 この曲があることは知らなかった。



Q12 sokkyo 4について

関谷 いきおいがある。

當村 なんかカッコイイんじゃないかという気がしてきた。このバンド。



Q13 sokkyo 5について

當村 やっぱりカッコイイじゃないか。




Q14 sokkyo sideについて

関谷 自由なようで実はとっても抑制された音楽。


當村 一聴すると暗いがネチネチしてなくて清々しさすらある。これを二年半もかけて作り上げたとはどうかしてる。









定岡の註  
Q1の當村の答え 反復することで増長する聴き手のエントロピーと想像力を狙っとるんだよ、私は。

Q8 これは全く別々に録音したのをかぶせただけなんよね。ベースの方の尺に多少合わせたけど、声の方もほぼほぼ録ったままを使用してる。音の加工もほぼほぼなし。





お二人ご協力ありがとうございます。


明日は僕のを公開します。といっても、これまでもライブ等で誰よりも口にしているから鬱陶しがられるかな。


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posted by さだおか at 16:46| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

セルフライナーノーツ2

先日の野津昌太郎と近石さんからのライナーノーツはご覧いただいたでしょうか?本日は関谷友加里さんと當村邦明さんからのライナーノーツであります。MONK SIDEです。



Q1 higan.〜epistrophy 4について

関谷 よく笑わずにできたなぁと思う。

當村 レコーディングのプレイバックの時に、定岡のラップのtake1とtake2が同時に再生されたやつは笑った。だいぶ恰好良かった。





Q2 light blueについて

関谷 自由にやらせてもらいました。

當村 夕暮れの時の講演で子供たちが楽しそうに遊んでるのを遠い目で眺めるおっさんの心境。




Q3 夜の音の景について

當村 日も暮れたのでおっさん帰ります。






Q4 ugly beautyについて

関谷 荘厳なイントロ。

當村 ウイスキーが飲みたくなるギター。





Q5 greenchimneysについて

関谷 サビのリフに苦しんだ。

當村 テーマを何回繰り返すのか未だによく分からない。




Q6 モンクが観る夢について

関谷 たしか短い即興やって下さいと録ったはず。

當村 原曲が思い出せない。すごい。





Q7 歪について

関谷 ノイズ。

當村 こんな訳の分からないノイズが勝手に出るギターはずるい。



Q8 骨とノイズについて

當村 朗読の中でもこれは好き。特に2'00"の「ア゛ァ゛ー!」のところが。




Q9 brilliantcornersついて

関谷 この曲だけ体重80sくらいになりたいと思う。

當村 あのときは腹がちぎれるかと思った。



Q10 遠い渚について

関谷 うみが見えた。

當村 どこの渚かな。南の方かな。




Q11 epistrophy 5について

當村 ライブでもこんなことやってみたい。



Q12 crepuscule with nellieについて

関谷 セモダイで演奏する様になって好きになった曲。

當村 この頃はまだ間が短いなー。



Q13 straight no chaserについて

関谷 のづくんが入っておもしろくなった。


當村 意外とあっさりしてる。



Q14 ROOM206について

関谷 部屋で子供が練習してる感じでと定岡くんからリクエスト。


當村 いい時期に録れたなぁ、これ。



Q15 夥しい愛について

當村 どんどん遅くなって止まりそう。



Q16 monk side 全体について

関谷 いい曲順だと思う。


當村 音楽云々以上に、人そのものの記録を観ているような感じがする。








定岡の註  
Q4の當村の答えに一瞬「?」となったが、隠しトラック的に入ってるんですよね。四曲目なのに隠しトラック(笑)一分の無音を耐えて出会える音です。

Q6の當村は勘違いでしょう。原曲は各人のソロの即興を編集したものですから。

Q10 これはタイトルというか、言葉の力なのでしょう。音に一つの言葉を一滴垂らすだけで想像力は膨らむ。これは逆の場合より強いと思う。

Q12の関谷さんの答えは嬉しい。素直に。




お二人ご協力ありがとうございます。明日はSOKKYO SIDEを公開いたします。


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posted by さだおか at 11:48| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

セルフライナーノーツ

7月26日(水)の発売日を前に、さらにさらにさらにさらに売れて欲しいという願いからセモ大メンバーとMONK SIDEにゲスト参加してくれた野津昌太郎とビジュアルを担ってくれた近石礼さんに質問書を送りました。その質問書というのが下の画像です。



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DISCごとに、曲に関することと全体でのことに関して何か感想を一言でもいいし、録音時の記憶や何でもいいので、とお願いしました。



早速結果を申しますと、畠山さんが「多忙につき返答不可」、近石さんは「こういうことじゃないんだよなぁ」という返答(すぐに分かります。)、野津は「今から送ります」「明日送ります」「送る予定です」「もうメールで返事でいいかな?」という始末です。これもリーダーである僕の甲斐性といいますか、リーダー性の脆弱さみたいなものから来てるんでしょうが、今更思うのはこんな面々と二年かかったとはいえアルバムを作り上げれたものだという自分への労いのみであります。





ということで、今日は野津と近石さんの返答を公開します。






以下、野津からのメールを転載。



〈アルバム全体について印象〉

disc1一発目のスネアの音が、定岡のこのアルバムの熱量を語っている。何度ききかえしてもそう思う、、きもちいい。


〈録音時の印象〉

十代の頃から、自分にとって特別な存在でありつづけているBIG APPLE、気づいたら比類なき共演者になっていた定岡。信頼と畏敬さえ感じる2つの空気の混じり会う場所で、なんの気負いもなく、適度な緊張感を孕み、家で何気なくギターと戯れているのと同じような、だけどそれとは全く違うような感覚とともに、ぼくのすべての音は収録されていった。

「滓も残らぬ音楽など、、、」とは高柳昌行さんの遺した言葉だが、定岡も近藤さん(BIG APPLEのマスターにして、今作の録音エンジニア)も、音において、「清」「濁」ともに心から愛している(と見受けている)。

このアルバムには、僕の「清」も「濁」も高純度でのこされているので、まるでゲスト参加とは思えないアルバムなのだ。

定岡、呼んでくれてありがとう。




以上でございま、、、野津





註 disc1というのはMONK SIDEで、一曲目の「higan.〜EPISTROPHY」のことだと思います。











近石さんより








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ん!?



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んん!!??



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だから・・・



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だからよぉ・・・近石よぉ・・・




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そういうことじゃねぇんだよ!!!






ご清聴ありがとうございましたー。明日か明後日には関谷さんと當村くんからの返答を公開いたします!また見て下さい!って見るだけじゃなくて、アルバム買って聴いてくださいねー!












posted by さだおか at 11:18| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

葭葉、定岡対談 その5 終わり

全五回に分けてお送りしました、葭葉愛子さんとの対談ですが、今回の記事を持って終了です。


最初に裏話をしておきますと、これは一時間半ほど喋って一旦録音機を止めた後にまたちょっと使えそうだなと思って喋りながらRECボタンを押したっていう部分でして。さらに言いますと、文字起こしを最初にやった部分でもあるんです。ですので、文体が他のよりも稚拙かなという点も見受けられるし、そういうタイミングで録音したから内容もあんまりないんですが、まぁ出しちゃえと。


今回の対談に限らず、今までに何人かの人とこういう企画しましたが、その中で多くの人が、喋った言葉が文字になったときに言葉の意味や含みが変わって捉えられてしまう、ということを仰いました。葭葉さんも然り。ですので、その点で修正や加筆はしましたが、これは僕にとっては不本意というか、「そんなことないだろうに」と思いました。


言葉は嘘をつくためにある。言葉を信用してはいけない。それは文字も然り。


といった思想が僕にはあるからであります。


このブログでたまに駄文を披露する際にもその点は肝に銘じています。だから、文章を読んでそれが真実であり事実であるという純粋な解釈をするような人が要るわけがない!という信念から虚日記や以前書いていたdiaryのようにフィクション丸出しの日記を書いたりしたわけです。


まぁ今回だけこんなにも枕が長くなっているのはそういった気持ちを吐き出さずには間尺に合わない気持ちがあったからでしょうね。たかが文字(言葉)、されど文字(言葉)。それも分かる。それも分かるが、そんなこたぁ分かりたくない自分がいる。そんな自分を哀れだなと思うが誇りにも思う。そういう白黒はっきりさせた心情なんて一日の内一秒もないでしょう。


何が言いたいのか。


誤解が生じるのは仕方がない。ただ、ミスリードさせてはなるまいかと少なからず文章力があると自負している以上は、それは肝に銘じている。


長々と失礼。さささ。最後の一回、お楽しみくださいませ。






定岡 対バン企画は葭葉さんの次は小倉(直也)君のバンドに頼んでて、それを人に言うたびに、ま、全員が全員じゃないけど、カラー違いすぎるんとちゃうん?って。

葭葉 
 ハハハ。

定岡  葭葉さんにしろ小倉君にしろあんたらと違いすぎるやろと(笑)

葭葉  でも似てるのなくないですか(笑)

定岡  ないですよねぇ。

葭葉  松本有加さんとか、わりと良い方向に歩み寄れるかも。弾き語りですけど。

定岡  あー有加ちゃんかぁ。(※1)僕はあえてやってるから・・・分かってこう、違うのとやらないと面白くないし。
お互いになかなか出会えない人たちだったりするわけやからぁ。だったらもう現場を作っちゃえっ て。それと対バンっていうのがもうちょっと色んなところで増えたら良いなぁと。

葭葉  確かに。

定岡  ギャランティーというか、チャージバックの問題があるのはあるんだけど・・・。

葭葉  でもやっぱり一日に二つのバンドが聴けるっていうのはお客さんにとってプラスなことですよね。

定岡  たとえば葭葉さんのバンドのお客さんとセモ大のお客さんがそれぞれ違う可能性もあるわけだから、そこで、こんなバンドもいるんだなって思う人もいたら、これは自分はダメやなって思う人もいるわけで。選択肢をもっと増やしていかないと、でも今はそれを店がなかなか企画できないから、ギャランティーを払うっていう問題もあるからそこはもうミュージシャン側が動いて、あとはそれに応えてくれるお店と協力して、こんな企画やりたいんですけど?やってください!っていうのをもっとねぇ。

葭葉
  うんうん。

定岡  だからプロデュース能力のあるミュージシャンとかが動き回ってくれると、今より少しよくはなるのかなぁって。

葭葉
  そうですね。

定岡  あと二十代半ばくらいの若いミュージシャンが出てきてはいるんだけど、面白いのかな面白くないのかなってやっぱり思ってて、それを見てみたいから次の対バンはその年代の人にお願いしたんですけど。

葭葉  なるほど。だってわかんないですよね、若い人たちが今何をしてるのかって。

定岡  そうそうそう。噂には聞くけど、かと言ってお金払ってまで見たいかっていうと・・・んー。最後まで見てられないかもしれないなぁ。ジャムセッション行っても人の演奏聴かずに本読んだりしてしまうから(※2)。 で、逆に言うと彼らも僕たちにそう思ってて、たぶん広瀬さんとかは大好きやからあれやけど、なかなか出会わないミュージシャンだから印象と実際がどれだけズレてるのかを示したいなぁと。それもありますね。

葭葉  周りの評価とかも皆それぞれやからあんまりあてにならないけど。

定岡  ま、噂でね。

葭葉
  私は失礼かもしれないけど、セモ大さんの強烈なインパクトに比べるとだいぶ浮くかもしれないけど、なるべく寄り添えるように頑張ります(笑)

定岡  いやいや、寄り添わなくていいんで(笑)

葭葉  もちろんカラーは出しつつですけど、あんまり守りには入らないようにしようかなと思います。でもそこに面白さはあると思いますし。

定岡
  いやー、何をされても我々はもうやれることしか・・・ね(笑)

葭葉  ふふふ。

定岡  あと、創徳庵は音量の条件があって、普段より気持ち小さめでっていうことは言われまし
たね。

葭葉
  なんかサックスの爆音がダメって聞いたことあるようなないような。

定岡  ドラムじゃなくてサックス?なんでやろ。でも音がキレイなハコやからダイナミクスレンジは下を作れれば自由にやりようがあるんじゃないかなと。

葭葉  うんうん。

定岡  そんなことよりも僕たちが一番懸念してることは入り時間が早いっていう(笑)

葭葉  え、入り時間何時でしたっけ!?

定岡  逆リハでするから・・・僕らが11時前とかかな?だから畠山さんが来ない可能性があるっ
ていう。で、来てたとしても明らかに暗いっていう(笑)

葭葉  でもバンドでできあがってたら、リハーサルもパッでいいかもしれないですけど。

定岡  いや僕はリハしますよぉ!即興演奏でもリハしないと気が済まないっていう性分なんでねぇ。ま、でもそこだけかな。じゃ今日は以上で!

葭葉  え!?あ、宜しくお願いしますー(笑)


※1  無論、本人に対してこんな呼び方をしたことはない。あの〜、初対面でも平気で下の名前を呼ぶ人っていますよね。僕、そういう人は全く信用できないです。男であれ女であれ。あと年齢が分かった瞬間に足を崩して胡坐かいたような喋り方をする人もダメ。だから逆に言うと、仕事上の付き合いの人とする敬語だけのやり取りが僕は好きなんだな。せめて胡坐かいてもいいけど、その土俵はお前の土俵じゃないぞってことを自覚したそれなら美しいなと感じるけどね。閑話休題。で、井川遥は癒し系。松本有加は癒し。「ひとりごと」Amazonでも購入可能です。

※2  何様だよって発言してんなーと録音聞いて反省。下手なことばっか言ってると友達も後輩も失くすよ!って心の中の浅倉南にいつも叱られている。といっても浅倉南はそんなに好きではない。夏になると「H2」が読みたくなるのは僕だけでしょうか?数年前に全巻手放したけどまた買ってしまいそうになっている。僕は春華ちゃん派。あのエンディング好きなんだよなぁ。

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posted by さだおか at 09:29| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

葭葉、定岡対談その4

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対談企画第四弾です。



定岡  モチアンのトリオとかバンドってなんであんなにサウンドが浮遊てしてんのに、全員が当たり前のようにテーマをドンって一緒に入れるのかなって不思議で。あれは何なんやろうって。きっとメロディーとか音楽の何か強さを信じて信じ切っていってるんかなって。

葭葉  やっぱりドラマー目線やからそういうとこにたどり着きやすいのかもしれませんね。ピアノやとやっぱりハーモニーばっかり見てしまう部分があって。あんまりメロディーの強さっていう意識よりも、「あ、今のコードなんやろ?」ってそっちの方に行ってしまうんですよね。

定岡  それも大切なんですけどね。でもそれは僕からするとカラーの一つやから、それよりかは誰が何言ってるんかってほうが強いんじゃないかなと。天気が雨、とかみたいなもんじゃないですか、ハーモニーのしかも一瞬のハーモニーって。でもそれでガラっと変わる場合もあるんだけど・・・。あ、最近知ったんですけど、「EVIDENCE」って「JUST YOU, JUST ME」の進行なんですよね?

葭葉  あー、そうなんですか?

定岡  全然元の曲に聴こえないって思って。あのコード進行でモンクが作ったって最近畠山さんに聞きました。あの人よう知ってるから。

葭葉  畠山さんも持ってるものめっちゃ深そうで、あの人面白いですよね。

定岡  あの人は狂ってますから。

葭葉  穏かそうに見えるんだけど何か秘めてるものめちゃめちゃありそう。

定岡  葭葉さんのアンサンブルの作り方と一緒で、僕もそれぞれ四人の個性を活かす中でどうしたらいいかっていうのがあって。畠山さんに関しては特に注文しないんです。ただやってほしいパターンとかだけは指定するけど、演奏の中でこうしてほしいっていうのは何もなくて。ま、言ってもしゃあないから、頭狂ってるから(笑)「ちょっと何やってんすか、先輩!?」みたいなことやるし、それがまた格好良かったりするし。関谷さんは関谷さんでちょっとこちらの希望を出して何を弾いたらいいかって具体的なビジョンが作りやすい人やと思うし、自由にさせたら自由にさせたで良いんだけど、言ったほうがいいかなってときは言います。でも大体僕が注意するのは崩しすぎないでっていう。

葭葉  ハハハ。でも関谷さん崩しても格好良いけどねぇ、あの人の崩し方って。

定岡
  格好良いんだけど、そこまでしなくても伝わるし。そこまでしちゃうと引いちゃうかなっていうこっちのプロデューサー的な判断として。で、當村に関しては、まぁ、音を聴くな!っていう(笑)

葭葉  ハハハ。

定岡  當村は即興というか、反応する音楽・・・ジャズって反応する音楽じゃないですか、それをずっとやってたから反応しちゃうんです。僕は反応しなくていいっていうか、反応する前に音を出せ、と。人の話聞く前に喋ろって言ってて。だからこれも當村の音は半分まではいかないけど結構消してて。関谷さんも畠山さんも消してるんですけど、それは人の音聴いて反応してますーって音は全部消してて。それよりかは無垢な衝動というか何も考えてなくて弾いてる吹いてるって音を僕は使いたくて。反応してる音は若干遅いんですよ。それに音に体重が乗っていない。それがちょっとでも分かるとシラケちゃうから、僕自身が。

葭葉  将来そういう監督になってそうな、今オーラ感じました(笑)

定岡  このSOKKYOっていうのは一発録りしてて、ENSEMBLEっていうのはサンプリングみたいに皆の音を使って僕が組み立て直してる即興演奏なんです。ちょっとずつカラーが違うと思うんです、SOKKYOとENSEMBLEは。ENSEMBLEのほうは間がたっぷりあるし、逆に詰めてるとこは詰めてるしっていうので、ミックスしてる段階で意識したのは演劇とか、あと映画ですよね。小さい頃から映画はよく観てたから。きっとこういうデザインとかの感覚も、映画というか視覚的なそういうあれで、僕全然アート勉強したことないから・・・写真も勉強したことないし。

葭葉  感覚で。

定岡  そうそうそう。あとは好きな人とかいるじゃないですか、有名だけどアラーキーとか大好きだから。でも写真好きな人にアラーキー好きですって言ったら、何言ってんのー?みたいな。ミーハーみたいに思われるから言わないようにしてるんですけど。そういう好きなものがあれば研究するし集めるし。

葭葉  確かに。

定岡  だから編集は映画を作る気持ちでやりましたけどね。編集にこだわってる監督とかいるじゃないですか、北野武とか。

葭葉  はいはい。

定岡  演技をつけないらしいんですよ、あの人は。ただ歩いてっていうらしくて。それを編集でどこどこに行くように歩いてるように見せるってだけで、前後をちゃんと作れれば、ただタバコを吸ってるだけでも意味が出るから、それを意識しましたね。

葭葉  はー、深い!

定岡  深くはないよ(笑)それはいわゆるジャズ、テーマがあってアドリブするっていうのでは出来なくて。あ、そうそう、あと僕そっちがちょっと苦手になったのは、否が応でも進んでいくじゃないですか。ここもっと皆こうなったほうが良いのにって思ったところでも勝手に進んでいっちゃうから。で、どんどん次の景色というか新しくなっていくと、そこでもっとやっていたかったなっていう瞬間がいっぱいあるから。それが僕は悔しくて。だから自分がやるときはアドリブスペースを設けるんじゃなくて、各人が際立つようにあらかじめ構成してて。だからそれが嫌でしたね。ジャズっていうか曲が進んでいくっていうのが。ポップスや歌モノってそれをしっかり打ち合わせやリハの段階で出来たりするから、じっくり三分の曲を作るのとアドリブでやるのとでは全く違うじゃないですか、演奏の作り方も仕方も。僕はどちらかといえば作り込んだほうが好みかなっていうことでしょうね。

葭葉  作り込むの私も好きなんですけど、ジャズの魅力で感じてるのはその次の展開が、次に次に流れてる音楽だからじゃないですか。逆に次に次にって流れるその感じが好きで、共演者と一緒に作っていくって感じがすごい好きっていうのもあるんですけど。私何か抑制されたものがあるんですよ。縛られるの大嫌いなのと、ある程度のルールがあってそれを守らないといけないっていう状態がすごい苦手で。その守るべきものが少なければいいんですけど、もう十個守らないといけない項目があって全部守らないといけませんよっていう場合に於いて能力が発揮できない人なんですよ。もうフニャフニャってなちゃって。

定岡  あー。

葭葉  ジャズだとその都度新しい発見があって。

定岡  ルールも変わりますしね。

葭葉  そういう感じがすごいツボだったんですよ。




今回は注釈なし!


あと一回です。最後はあっさり終わりたいと思っています。


どうぞお楽しみに!
posted by さだおか at 16:29| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

葭葉、定岡対談 その3

対談中に出てくる歌とリズムの関係性を簡単に象徴してるかなという演奏動画です。



ではその3、はりきってまいりましょう!


葭葉  晴萌ちゃんとのオリジナルやってるカルテットも元々メンバー自体が半固定っていう形でやってたんです。晴萌ちゃんが東京で私が関西だったんで、まずこの二人の予定を合わせないとっていうのが最優先事項で。私が東京行ったときに晴萌ちゃんと現地のミュージシャンに頼んで、逆に晴萌ちゃんがこっち来たときはこっちのメンバーでっていうのでやってたんですけど。内容がオリジナルなんで、やっぱりその、毎回毎回新しい人とか違うメンバーでっていんじゃなく半固定のほうがいいだろうっていうのがあって。

定岡  オリジナルの場合は特にね。曲の咀嚼がいるから。

葭葉  そうですね。その延長でピアノトリオもそのスタイルになってるっていうのがありまして・・・。

定岡  いや、僕もね、色んなことやってるんですけど、一緒にやってる人ってほぼ決まってるんですよ。當村とかね。それはやっぱりいちいち説明が要らないっていうのがあって。新しい人や日の浅い人とやると、「それちゃうねんけど」っていうのが僕はすごいあるから・・・やっぱり言わずもがなの関係性というか。

葭葉  そうですよね。ライブとしてはやっぱりその方がクオリティーも上がるし面白いんですよね、恐らく。

定岡  まぁ面白いんですけど集客力が上がるかっていうとねー(笑)

葭葉  ままま、そうなんですけど(笑)

定岡  それが一番の問題なんだけどなぁ。

葭葉  新しい人とすればそっちの方がもしかしたら集客が期待できるかもしれないっていうのはあるかもだけど。

定岡  「あ、違う人とやってるやん!」っていうので来てくれる人もいてるし。

葭葉  曲がかぶってるっていうのもありますしね。

定岡  そうそう。僕の場合はオリジナルは全くなんですよ。書かないんですよ、書けないし。

葭葉  えー、意外ですね。

定岡
  それが出来ないんだったら構造を変えてしまおうっていう・・・。ジャズっていう・・・、例えば僕はアンサンブルの構造を変えたくて・・・、だから基本的にはアドリブをせずに曲をどれだけ曲としてやるかっていうとこだけでやっていってて。このアルバムに入ってる曲とかはだいたいそんな感じで。いわゆるアレンジを超えたアレンジ(※1)をやってて。

葭葉  あ、だからそうか曲の長さがこういう感じなんですね。

定岡  即興とかやるとやっぱり長くなりやすいんですよ、8分とか。それを出来るだけJ-POPの長さでやりたいと。だから4分とかにしてるんですよ。即興の方は3分とかにしてて。

葭葉  それだけで聴きやすいと思う。

定岡  でもまぁ二曲だけ長いのも入ってるんだけど、それはもうこっちも長いからこそ出来る演
奏があるから、それはそれでやってるんですけど、基本的には聴きやすいのっていうのがあって。一曲聴いてパって次の曲になるんやと思われるくらい短くして。あと個人的な好みでソロギターとソロピアノが二曲ずつあって、構成として色んな編成をやってて。四人でやったり、そこに野津が入ってたり、當村と畠山さんと野津だけでやってる曲もあったりとか、色々組み合わせて色んな面を出しつつ飽きさせないような感じでっていうので作っていって。だから僕はジャズがしたいっていうよりかは、もっとJ-POPとか、ああいう風な方がアルバムでって聴いたときは好きなんで。だから出来るだけそういう影響でやっていってます。

葭葉  やっぱりキーワードは「飽きさせないこと」ですよね。なんか私自身もこのピアノトリオ作ってますけど、どれもほとんど同じような曲調でもなくて、なんか色々と色んな方向から曲を作ってみましたよーっていう感じで作ってて。だから一曲ジャズのスタンダード入れてるっていうのも全然ありっちゃありなんですよ。あとライブもそうなんですけど、同じような曲調が並んでたりとか、ジャズライブもいいんですけどアドリブをしてそのアドリブが命みたいな感じじゃないですか、ジャズライブって?でもそのパっと聴いたときにやっぱ退屈やなっていうのがあって、私自身の中で。

定岡  うんうん。

葭葉  じゃ退屈じゃないライブって何なのかみたいなこと、人のライブ行ったら思うし、自分のライブでも「あー今日のはちょっと退屈やったかも!」って反省しつつ、なんか皆が予想もしなかった方向に行くようになんかしないとっていうのはすごい共感できるところです。

定岡  うん。

葭葉  エレベ(※1)の磯部直樹君っていう次の対バンのときの。あの子はほんとにその期待を良い意味で裏切ってくれる奏者なんですよ。曲がもし普通の曲だったとしても、たぶん直樹君が入ることで良い意味で変態っていうか、この人普段何考えてるんやろうと思わせるようなプレイをしてくれるっていうので。あと、ドラムのVON BARONさんが非常にそれに反応してサポートもするし、全然前にもガーって出てくれるしっていうので、すごく面白い空間が作れるっていうのがありまして今回はレコーディングメンバーではないけれども・・・。まぁ集めるのが大変っていうのがあるんですけど(笑)だから面白くなるんじゃないかなという予想はありますね。あとセモ大は私は期待度というか、ものすごい面白そうだなという、まだライブ聴いてないけどそれがすごい伝わってくるような、あのーウェブ上の出方とか情報の出方というか、「あ、これ絶対変体系や」っていう(笑)

定岡  っていうかね、他の三人はなんも分からずやってると思うんですよ。CDに関しても、録音の時点で僕はこうしたいっていう絵はあったんで、だからピアノのこういうのが欲しいとかサックスのこういうのが欲しいっていうのがあったんですけど、それを出来るだけ抽象的にしか言ってないから。長い音下さいとか。

葭葉  はー。

定岡  それで何分か長い音だけ弾いてもらうとか、色々やってて。多分聴いてもらうとびっくりすると思いますよ。マイルスのビッチェズブリューとかあるじゃないですか?あれをやりたくて。テオマセロっていうプロデューサーがマイルスとかの録音した音源を全部編集して再作曲してるんですよ。それをやりたくて。だからサンプリングに近い状態でみんなの音を使いつつやっていって。あと最近はあんまりだけど、演劇の影響がすごくあって。(※2)

葭葉  えー!?

定岡  演劇とかもだけど、音だけの情報で・・・さっきも葭葉さんも言いましたけど、アドリブでどうのこうのって僕はどうでもいいかなって思ってて。それよりかは一曲目こうやったときに二曲目はこの曲来るとか、そういう全体の流れとかー、映画もやし何でもそうなんですけど、ワンシーンなり一秒でも良い瞬間があったらそのライブや作品は良いものやって僕は思ってるから。だからその一秒をどうやって作るのかっていうのをずっとライブでセモ大とかは構成とかMCは考えながらやっていてたんで。だからアドリブは最初からやらないっていのは、それよりは良い一秒、見てる人がワーって思うような一秒なり一瞬があれば良いっていう。でもそれは見てる人によって感じ方が違うから、色んなフックを設けて、
ここに引っかかる人もいれば違うとこに引っかかる人もいてるからっていうのでいろんなことやりつつ。

葭葉  ライブは普通にアドリブを入れたりするんですか?

定岡  ライブはねー、えーっとそれは非常に説明が難しくて(笑)アレンジによるんですけど、アルバムだと二曲目の「LIGHT BLUE」って曲なんですけど、元は八小節くらいの曲なんですよ。そのアレンジを説明すると、一拍の四分音符を三連で割って、その三連の一つを一拍と捉えて、四分の三が四小節で元の曲の一小節っていうことにして、だから全部で八かける四で、三十二小節でコーラスっていうのにしてるんです。しかもゆっくりで。

葭葉  はぁ〜。

定岡  これは元ネタっていうんじゃないけど、ドラムの富樫さんのオリジナルかなぁ。プーさんとやってるアルバムでそういうベースパターンの曲があって、それを拝借したっていう。で、これはテーマやった後はピアノソロでやってるんですけど、ベースだけテンポを守ってもらってドラムとピアノはフリーというか、くっつきつつ離れつつみたいな感じでテンポも関係ない瞬間もあるし、ピアノとドラムだけでガァーっていってるけどベースは関係なくパターンを弾いてるっていう。それをまぁアドリブというのかどうなのかっていう。

葭葉  ハハハ。

定岡
  この「GREENCHIMNEYS」っていうのは、まず八分の七拍子、ドン・パン・ドッドン・パ・ドン・パン・ドッドン・パっていう八分の七拍子でドラムが叩くっていうのを決めて、それで・・・僕も何してるか分かってないんですけど、當村が八小節くらいでメロディーのタンタンタンタッタタータンっていうのを一回吹くっていうのをやってて。

葭葉  はー(笑)

定岡  サビまでは曲のサイズ通りにやって、サビはテンポを若干落としてピアノ一人でってして、きっかけあればまた最初よりちょっと早いテンポの八分の七拍子でタンタンタンタッタタータンを好きなだけ吹くっていう。サイズだけ八小節って決めてて、アドリブじゃなくて曲みたいな・・・まぁ聴いてもらったら分かると思いますよ。

葭葉  めっちゃ面白そう!

定岡  で、CDの場合は編集が出来るから、サビのピアノだけの所を何個も何個も重ねて複雑というか全然違う雰囲気にしてます。アドリブっていうのがフォームを使って何回も繰り返すっていうことを指すのであれば、それはやらないですし、それは拒んでるかな。そこに僕は魅力は感じないかなぁ。そうじゃないところでやりたいかなっていう。でも最近はそういう風に曲をやったりするんですけどね、バラードとか。そういう風にしても良い演奏が出来る面々だと思うけど、そんなことはどうでもよくて。んー。なんかそういう感じですね。

葭葉
  へー、話聞いてるだけでも面白そう。最初の発想がドラマー視点の発想かもしれないですね。アプローチの仕方が。

定岡  そう。リズムから作りますね。ハーモニーどうするとかコードとかよく分かんないから、コード適当でいいっスって。

葭葉  はは。でもそっちの方が聴いてる方はリズムアプローチが複雑で絡み合ってる方が絶対面白いですよね。

定岡  原始的な話をするなら、やっぱりリズムから作っていってるんじゃないかって思ってて。ロックバンドでも歌とドラムからとか、まぁギターリフとかは置いといて。ドラムのパターンにたいして歌がどう絡んでいってて、さらにそれにどうハーモナイズするかってだけの話で。ジャズでたまに人のアレンジでやるってときに、「何のためにこれやってんすか?」「この付け足しの四小節何なんですか?バンプなの?(※3)」って。その取って付けた感じ、それこそ誰々がやってたとかっていうだけでやる感じが僕にはよく分かんないから、それやったらモンクの曲は個性もあるし、なんせ強靭だからどれだけいじくり倒しても跡形は残るだろうっていうので好き放題やってる感じなんですけど。

葭葉
  モンクの曲をやるときに不思議とお客さんの反応も良かったりとかするときがありますね。モンクの曲で面白い曲で、「PLAYED TWISE」ってあるじゃないですか。あれをベースとドラムがいない、例えばピアノとサックスとかで浮遊感があるような編成でやるとすごい面白くて。ちょっとトリッキーに聴こえるメロディーだからだと思うんですけど。あと例えばあと有名なんだと「EVIDENCE」とか、ああいうのはなぜかすごい入ってくるんですよ。ジャズって他にも色んな素晴らしい曲があるのに、やっぱモンクってそうやって印象に残らせる力ってすごいあると思います。

定岡  明日セモ大とは違うんだけど、モンクの曲だけやるライブを企画してて、それでモンクの演奏を最近よく聞いてるんですよ。モンクってテーマをしつこくやるんですよ。一回でアドリブっていうんじゃなくて、最低二回やってそれからもソロしてる後ろでテーマ弾いてたりとか、何なんやろこれは!?って。で、バッキングでも急に弾かなくなって消えるとか。で、それを自分なりに解釈すると、テーマっていう束縛力のあるものと、アドリブっていう解放感や自由度の高いものとのグラデーションみたいなとこでモンクはやりたいのかなぁって思って。はいテーマやりましたからアドリブ開始っていうんじゃなくて、グラデーションみたいなところでどっち行ってもいいし、ましてや消えてもいいしっていうのをやりたかったんじゃないかなっていう解釈ですね。モンクの場合アドリブがカッコイイとかっていうんじゃないですもんね。雰囲気として、普通じゃない空気が出てるっていうだけでカッコ良かったりするから。それがたぶんモンクのあのバッキングの不条理さがそこやと思うんですよ。

葭葉  決して技術どうこうっていう話じゃないですもんね。作品自体がカラーが出てるというか。

定岡  楽器が上手い下手は別としてピアノの音はすごく良いなって思ってて。個人的な好みですけどエリントン〜モンクとかって系統があるじゃないですか、僕はあれがやっぱり好きやなぁって。ハーモニー云々もあるけど、タッチが打楽器としてやってるから音が太いし強いししっかりしてる。

葭葉  確かに確かに。

定岡  もっと若い時はもっと色々思たんですけどね。なんでこんなヘナヘナなピアノばっかりなんやろうとかって。あれは恐らくビルエバンスを誤解釈した人たちによるその堆積ではなかろうかと。エバンスはタッチが非常に強いですからね、手もデカいし体もデカいし。まぁ見たことないけど(笑)(※4)

葭葉  ははは。

定岡  そういう多くの誤解を孕んでるからピアノって楽器はすごく難しいんだろうと僕は思いますね。






※1  そういえばエレベーターガールって全然見なくなりましたね。中学の修学旅行で東京タワー行ったときに居たような気もするけど。あ、エレベってのはエレキベースの略であります。

※2  影響だなんだって言ってるが、実はそんなに見に行ってるわけじゃない。好きな作家に宮沢章夫や別役実といった劇作家や演出家が多く、その文章や戯曲から、考え方や方法論を学んでいる。

※3  以前「車輪の唄」が卒業パーティーで叩きたいという美容系の女学生を三カ月ほどレッスンした。この一曲のためにレッスン来てくれるんだし、わざわざブラシ(大体三千円前後)を買わずに僕のを貸しますよと言ったのだが、結局ライブ後に感謝の言葉と一緒に返却されたブラシの柄はリムショットでボッコボコになっていた。まだ新品だったのに・・・。文中はBUMP OB CHIKENではなく、VAMPといって、曲導入部や間奏時に演奏されるリズムパターンのことである(コトバンクより)。

※4  気になってネットで調べたが全く身長に関する情報が出てこなかった。そりゃそうだ。誰もミュージシャンの身長なんて特に気にしないから。でも少なくともミュージシャンを目指す段階で色々と考察する中で体格って気になりませんでした?僕は気にしましたよ。腕の長さとか、体重とか骨格とか。ドラマーだからなのかな。だから、今でも芸能人とかテレビの中の人の身長を知ったりしたときは、意外と大きい、意外と小さいって興奮してしまう。



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posted by さだおか at 09:47| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

葭葉、定岡対談 その2

対談その2でございます。

まだまだライブの予約は受け付けております!

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葭葉  アルバムの曲が実体験を元にしてるやつばっかりなんですよ。一人ぼっちでやばいときに作ったのとか、レコーディングの間際に出来たのとか。これがその、変な曲の代表なんですけど、「scattered chopped cabbege 」っていう曲が。清水さんが一番これはジャズだって言って叩いてくださって。めちゃめちゃな曲です(笑)

定岡  へぇー。

葭葉  あんまりね、ハッピーな曲がないんですよ。(ブックレットの曲順で「sky is the limit-uta-」を指しながら)これだけ唯一これからも可能性が広がって欲しいなっていうので作ったんですけど、ボーカル入りで。でもちょっと歌詞は恥ずかしいのでまだ・・・。

定岡  ブックレットにないですもんね。

葭葉  そうなんですよ。でも一番の歌詞しかまだ出来てないっていうのもあったんですけど。でもなんかオリジナル曲を持ってるミュージシャンってやっぱり良いなってすごい思っていて、自分を表現するっていうのに関しては素晴らしいなっていうのはありますね。誰かの曲を誰かの真似みたいな感じでっていうのは、演奏は確かに素晴らしいかもしれないけど・・・完成度が確かに高いかもしれないけど、そういうライブを聴くよりもオリジナルでやってる人たちのほうがなんか心に残るんですよ。っていうのも自分がそういうタイプっていうだけなんですけど。それでオリジナルばっかりでっていうのでやってましたね。

定岡  うんうん。

葭葉  それで晴萌ちゃんとのカルテットで、たまたま清水さん帰国するタイミングで連絡したら、ぜひ一緒にやりましょうってなって。あと橋本現輝君が実はジャズを始めた時くらいからの共演者で。彼は元々オリジナルが好き系のプレーヤーだったんですよ。そういうこともあって、自分の曲をするときは現輝君にお願いすることが多かったんですけど。それでその二人が相手してくれてるときが、ちょうどこのアルバムを作ってるときで、この2016年の一年間がちょうどそういう時期だったんで。

定岡  タイミングが良かったんだ。

葭葉  そうそう。で、ピアノトリオの話が来たときに、ふと思ったのが誰もしてないことがしたいってすごい思っていたんです。それで誰もしたことがないピアノトリオっていったら、ちょうど今、西と東でこんだけ相手してもらってるんやから、それぞれ分けて作っちゃおうと思ったんです。最初は一枚にするか二枚にするかっていうので悩んでたんですけど、でもまぁ一枚でいいかって思って。わざわざ変えなくても、いつの間にか変わってるぐらいの感じでいいかなと思って作ったんです。ベーシストに関しては、ドラマーとの相性で選んだ部分がわりとあるんですよ。ドラムが清水さんのときは萬さん(※1)で、実は萬さんは何年か前に木畑さんとライブしてるときに聴きに行ってて、飛び入りとかさしてもらったこともあるんですけど、その時は簡単なスタンダード曲だったんですけど萬さんが凄すぎて落ちたんですよー(笑)

定岡  うん(笑)

葭葉  その時のあー!!!っていうトラウマを背負ったままやったんですけど、あれから数年経ってて、もしかしたら今なら一緒に何か作れるのかもしれないと思って、勇気を出してオファーしたら、「いいよ!やろうやろう!」って言ってくれて、それがきっかけですね。萬さんと清水さんっていう組み合わせでやったっていうのは。

定岡  (ブックレット確認しながら)これはだから、意図的にどのリズムセクションでどの曲を録ったかって書いてないわけですか?

葭葉  そうです。意図的にっていうのもですけど、スペースの都合上だったんですけど(笑)あんまり細かい文字をたくさん入れたくなくて、なるべく最小限の文字情報にしたいなっていうのが実はあったんです。

定岡
  ほぉ〜。

葭葉  CD屋さんに置くんじゃなくて、ブックカフェとか雑貨屋さんに置いてる感じのCDが作りたくて。(ブックレットの写真を広げながら)最初はこの写真でいいやってなってたんですけど、パターンとか枚数があんまりなくて、やっぱりグランドピアノ載せないとちょっとアレかなっていうのでこっちの写真になったんです。

定岡  ずっと思ってたんですけど、これなんでケースが写ってるんですか?

葭葉  たまにツッコまれるんですけど(笑) これは家感を出したくて。

定岡  家感!?(※2)

葭葉  はい(笑)こんな家ないやろってツッコまれるんですけど。これがあると家感が増すんです。

定岡  ・・・そうですかね?(笑)(※3)

葭葉  でも私これは譲れなかったんですけど、実は(笑)

定岡  そうなんですか!?でも画のバランス的にすごくこう、構図的にも・・・なんていうか視点が散るかなって思うんですけど。(※4)

葭葉  (ケースを指しながら)こっちに行っちゃいますか?

定岡  そう。だからNordにスポンサーでもしてもらってんのかなって思って。

葭葉  違うんです!家感を出したっかったんです!

定岡  家感なんだ・・・。っていうか家感って何!?(※5)

葭葉  家感って・・・かしこまってる感じを出したくなくて、撮影場所をブルックリンパーラーさんでしたのも、ちょっと小洒落た感じででもホテルやホールじゃない感じで、でもライブハウスを貸し切って写真を撮るっていうのもあんまりイメージができなくて、家感を出したかったっていう。

定岡  それだけなんだ。

葭葉  まぁあと個人的に木造建築好きなんです。それでまぁそういう雰囲気も程よいっていうことで、これを採用したかったんですけど、CDの内容にあまり合わないかなっていうことで・・・。

定岡  ふーん。

葭葉  それとメンバーが住んでるとことか違いすぎるんで、カメラマンさんに頼んで別の日に一緒に集まって撮るっていうのが難しくて。なのでレコーディングの時の写真をブックレットの中には使いました。それとこの清水さんの写真だけ色がね何故かちょっと。

定岡  ほんまや。セピアっていうか。

葭葉  これはもう意図的にしたっていうことにしたっていうことにしてもらっていいですか?(笑)清水さんからオーラとエネルギーが出てるっていう。

定岡  でもまぁ言われないと気付かないですよ、こういう細かいとこって。(※6)

葭葉  ベースの織原さんとの出会いも不思議で。27歳くらいの時に、私がイントロに遊びに行ったりしていて、その時に織原さんもホストか遊びに来ていたとかで居てて。私が関西で若井優也さんのライブとかを聴きに行ったりしてて面識はあったんで、イントロで若井さんに会ったときに「愛子ちゃん愛子ちゃん!」って話しかけてくれて、で、織原さんがそれを聞いてて、別の日の高田馬場のコットンクラブでオールナイトでやってるセッションに遊びに行った時に、「愛子ちゃんだよね〜?」って向こうから声をかけてくれたのがきっかけで、なんて喋りやすい人なんだってなって。それから、東のトリオとして録るってなったら織原さんしかいないって実はそこで思ったんですよ。あと現輝君の上京のタイミングもあったんですよね。で、東京のスタジオDEDEさんか神奈川のハピネスさんっていう、エンジニアの人がやってるスタジオがあるんですけど。

定岡  へー!

葭葉
  そこは料金が良心的でジャズの人も使ってみたいなんですけど、ただ、全部個室で分かれてて、モニターとかアイコンタクトが出来ないんで耳だけで全部演奏しないといけないっていうことで、もしアイコンタクトが必要となると難しいっていうのは聞きました。でもほんと情報収集って大変ですよね。何もないとこから作るっていうのは。

定岡  そもそも作ってる人自体も少なかったりするから。関西でも最近でしょ、こんな量産されるようになったっていうのは。一つは富士通TENのスタジオが利用しやすいっていうのがあって、あとはWAY OUT WESTの藤岡さんが下地を作ってくれてて、少し前にあの人が培ったノウハウにミュージシャンが頼んで、そっから各々自分でやっていたりしてっていうのが今は多くなってるんでしょうね。






※1  何年か前にDUOをする予定だったが、腸閉塞で入院となって中止して以来会っていないかもしれない。あの時はライブハウスにも萬さんにも迷惑かけました。関係ないが入院したあの病院はもうない。新しく別の場所に建て替えられたのだ。何故だか津波だ高潮だで脆弱の極みのような河口にわざわざ建てたのだが大丈夫か?


※2  この時点ではイエカンという言葉の響きに戸惑っているだけ。

※3  そして段々と家感じゃなく部屋感じゃなかろうかと思い始める。

※4  それにしても家感なんて日本語ないだろうと動揺した心情を察せられないように話を小難しくしてみようと企む。

※5  そこまで言われちゃ仕方がないと、ちょっとだけ本音をさらしてみたのがこの時。こっちとしてはツッコミのつもりで踏み込んだ気でいたが、思っていたような反応が返ってこずにさらに動揺。「今日はちょっと大変かも」と内心思いつつ、俺だってDISCOMMUNICATION ENSEMBLEと名の付いたバンドをやってんだかんな!と挫けてはならないと誓った。

※6  実際この時言われるまで全然気づかなかった。CD購入した人でも未だに気づいていない人もいるだろうなと思う。「SEMODAI 2」でも一か所半角スペース消し忘れてるとこありますが、気付いた人いますか?


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posted by さだおか at 09:37| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

葭葉、定岡 対談その1

来週末に創徳庵である、セモ大レコ発対バン企画で葭葉愛子トリオと対バンします。その連動企画で葭葉さんと対談しました。全5,6回の予定です。現在鋭意編集中なんて水曜どうでしょうみたいなこと言ってますが、実際そうなんですからしょうがないじゃありませんか!?


今日から毎日公開していきます。


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葭葉  木畑さんが師匠で、あの人のライブを聴きに行ってたんですよ。で、ある日突然京都のグリニッジハウスのマスターから連絡があって、私はそんなしょっちゅうライブに出てたわけじゃないんですけど、二回くらい出演したことがあるんです。畠山ゆきさんのトラで。

定岡  へぇー。

葭葉  その時に一回だけマスターが演奏聴いてて、十年前くらいに良いアーティストがいたらその人を応援したいっていうプロジェクトがあったらしくて、でもそのプロジェクトもピンと来る人がいなくてずっと止まってたらしく、でも何か形にしたいっていう気持ちがマスターにあって、私がまた他の会場で演奏してるときに見に来はって。それでちょっと話があるから梅田のサンマルクまでちょっと来てくれないか?って連絡があって、はい!分かりましたー!って何も分からないまま取り合えず行ったんです。そしたら、君は何もCDって作ってないのか?って言われて、いやそんなぁ、もうちょっとやっぱり技術を磨かないとってずっと思ってて、今はちょっと早いかなって。オリジナル曲はたくさん書いてるんですけど、でもやっぱり形にするにはもう少しかかるかなぁって思ってるんですよって答えたら、そんなん今作れー!!!って(笑)

定岡  うんうん。

葭葉  そんなんタイミングやから、とりあえずそのプロジェクトで今作りたいっていうのがマスターの気持ちだったんですよ。それともう一つ、なんでマスターが私にピンと来たかって理由があって。私は京都外国語大学出身なんですよ。で、当時サックスの福代亮樹君ともう一人ヤマシタナオキ君っていうトランぺッター奏者が二人で京都外大にジャズサークルを立ち上げに来たんですよ。

定岡  へぇー。

葭葉  それが私が四回生のときで、その時初めてジャズ聴いて、うわっ!カッコイイみたいな(笑)で、ジャズサークルに一応属してたんですけど、プレーヤーではなかったんです、その時は。

定岡  はいはい。

葭葉  ジャズってカッコイイっていう認識はあったけれども、自分は弾けないから聴きに行こうかなっていうくらいだったんです。で、学生の時はお金がないから色々探して、そしたらグリニッジハウスっていうチップ制でやってるライブハウスがあるから行こう!ってなって行ってたんです。で何回も行ってるうちに常連客みたいな感じになってたんですけど。それで、ライブ聴きに行ったときにカウンターに座ってたらマスターが話しかけてくれて、君名前はなんて言うの?あ、葭葉って言いますって。

定岡  うん。

葭葉  葭葉っていう苗字自体聞きなれないらしくて、ちょっとここに書いてくれって紙を出してきて、そこに葭葉愛子ってサインしたんです。そしたらマスターは「難しい漢字なんだね」ってその会話はとりあえずそれで終わったんですけど、それが八年前の出来事で。で、マスターがそろそろCDとか作れたらなって思ってるときに、なんかファイルが出てきたらしくて、そのファイルはそのアーティストを応援してるときの色んな資料を挟んでたファイルだったらしくって。で、そこの一番最後のページに、なぜかあの時私がサインした紙が入ってたんですよ。それでマスターがあぁー!って思い出して、もう君やー!ってなったらしいです。なんかそういう不思議な縁があるんですけど。

定岡  へぇー!

葭葉  で、ジャズのライブハウスとしてはスタンダードをメインにしてるお店だったんで、レコーディングでもスタンダードを録ったりしたんですよ。でも、まだちょっとタイミングが早い!っていう気持ちがすごくあって。で、私自身がオリジナル曲が多いっていうのもあったんで、スタンダード一曲だけ残した状態で、あとはオリジナルで固めたっていう状態で、形にしましたー!って店には報告はしに行ったんですけど。

定岡  へぇー。

葭葉  CD作るってなった時に、たまたま私がオリジナルにすごい力入れてる時期で、テナーサックスの今井晴萌ちゃんとずっとオリジナルバンドっていうのをやってて、ライブするたびに何か新しい発見を私もミュージシャン側も欲しいし、お客さんも欲しいだろうと思って毎回曲を書いてたんです。一曲でも二曲でもって。それこそライブ開始前にちょっと思いついた曲とかもリハーサルでちょっとやってみたりとかして、アレンジとかも考えたりとか色々やってたんです。それでちょうどレコーディングの話いただいて、その晴萌ちゃんとのカルテットもずっとオリジナルでやってるっていうのもあるんですけど、そこで実験もしながら、自分のピアノトリオでも実験しながらみたいな感じでやっていって、それからこのピアノトリオのCDを作ろうってなったんですけど、周りに誰もちゃんと自分で作った人がいなかったんですよ。誰かにこういう曲を歌ってくれって頼まれて歌いましたっていうふうにCDを作ったっていうか参加したっていう人はいたんですけど、自主的に全部自分でやったっていう人がいなくて。色々情報収集したいのに出来なくて、大体の人がCD作るのにミュージシャン主導じゃなくて、別にプロデューサーみたいな人がいて、CDを作るのに引っ張っていく人が必ずいるっていう状態だったんですけど、私の今回の場合は誰も引っ張る人がいなくて。だからまず手始めに、なんとか予算で作れるようにっていうので、晴萌ちゃんとのバンドのを手探りで先に作ったんです(※1)。

定岡  ほう。

葭葉  それで色んな人の繋がりでがあって、五島さんに巡り合ったんですけど。

定岡  あー、タイムマシーンレコードのね(※2)。

葭葉  そうそう。で、五島さんに録音をお願いして、録音会場は伊丹ALWAYSで。元々がオリジナル曲だけのバンドで、曲は二十曲くらいあって。CDに別に全部入れなくてもいいし、トリオの方にに残しといてもいいしくらいに考えてたんで、カルテットの方は初期の曲を中心に録音していったんです。

定岡  なるほど。

葭葉  で、五島さんと関わることで、CDを作るにはまず何からどうしたらいいのかって説明を受けて、それでようやくなるほどって(笑)。CD作るのにそんな時間がかかるんやってその時初めて知ったりして。その時が晴萌ちゃんも初めてのレコーディングだったんで、二人共勉強になったって感じだったんです。

定岡  うん。

葭葉  その時は五島さんがレコーディングもミックスもマスタリングも全部やってくれたのでそれが普通やと思ってて、いざ自分のトリオで録るぜ!ってなったときに、まさかミックスもマスタリングも別々で、しかもそれぞれ一日ずつ立ち合いでって、そういうイメージが全くなかったんで、えー!?って(笑)

定岡  ふふふ。

葭葉  ちなみにエンジニアさんが東京の方でして・・・。

定岡  (ブックレットの写真を見て)場所はDEDEですよね?(写真を指差して)これ松下でしょ?(※3)

葭葉  そうですそうです。

定岡  甲陽の同級生です。

葭葉  へぇ〜。偶然DEDEさんに行き着いて。

定岡  へー。でもここも高いでしょ?僕も松下にどうのこうのしたいからって値段聞いたら、「お・・・おぉ!?」っていう値段でしたね。まぁ相場をよく知らないんですけど。

葭葉  実際結構なお値段で、噂に聞いてた金額でございました(笑)

定岡  ちゃんと正攻法で音を作るってなるとある程度はするんでしょうけどね。でもどうにか正攻法を切り抜けていくって方法で色々と製作費を抑えられるわけで。僕ならビッグアップルで録ってるとか、五島さんに頼むっていうのも正攻法を切り抜けるっていう一つの方法でもあって。ミックスも込み込みだし、録音が一発録りだから、ちゃんとした音環境、楽器や会場の響きとかそれがちゃんとしてれば、おそらくスタジオでブースに分かれてやるよりも生々しいライブ感で録れるっていうことはあるでしょうね。

葭葉  結局トリオのはブース分かれてやってるんですけど、内容がインプロっていうかジャズやし流れていってるから中身の修正が出来ないって言われて、出来てテーマのミスタッチのとこを直すくらいだったんですけど。そういうのも何も知らなかったから、ずいぶん勉強になったなぁって思います。

定岡  なるほどね。

葭葉  それで今回は変な言い方なんですけど、正規ルート通って作ったんで、次また自分で作るってなったときにどこをどう工夫できるかっていうのを考えるのにいいきっかけになったなと思いましたね。音にしてもデザインにしても。例えば自分の部屋で録ったとしても、そうは聴こえない雰囲気のCDも中にはあるじゃないですか。

定岡  うん。

葭葉  ほんとにあの、録り方次第っていうのは思いましたね。録音するとこの響き方とか鳴り方とかでもあるんでしょうけど。

定岡  あと音の加工。ミックスダウンも。

葭葉  とにかく無知すぎたんですけど、色んな人に支えられてっていう作品になりました。

定岡  ははは。

葭葉  でも、なにも知らない私が引っ張らないといけないっていうのはすごいプレッシャーでしたね。その時頻繁に連絡取り合ってたミュージシャンが松本有加ちゃんと浦嶋左織さんで、松本有加ちゃんが先にCD出してたから色々と話を聞いたんですけど・・・(笑)

定岡  ふふ。僕はあの人が酔ってるときにしか会ったことないけど(笑)(※4)

葭葉  それであのー、CDの作るのに何からどうしたらいいの?って聞いてもやっぱり色々なことが分からなくて。「ジャスラックってどうするんですか?」っていうことから聞いたんですけど、「そこはスルーしました」って返事が来て(笑)

定岡  でもあのアルバムはオリジナルでしょ?(※5)

葭葉  そうそう。

定岡  だからスルーでも大丈夫だけどっていう。






※1  「Aiko Yoshiba HARUMO IMAI original ProJECT BAND」 2016年発売の葭葉愛子プロデュースCD処女作。テナーサックス今井氏と共に活動してきた企画バンドでオリジナル曲中心。企画バンドといってもベースとドラムは半固定メンバーでライブ活動をしているが、CDに参加のメンバーでの組み合わせのライブがまだ実現していないというある意味レアなレコーディングとなった。紙ジャケットの質感にもこだわった手作り感満載の作品。 8曲入り1,500円。



※2  金田式DC録音方式で素晴らしい音を提供し続けているレコード会社。




※3  同級生というだけで呼び捨てにしているが、今や凄腕のエンジニアなのだろう。学生時代から録音機器や音源に金を注ぎこんでいて、きっとそれは今も変わらないのだろう。それにしてもあの時の松下の部屋は汚かった。物が多くて多くて。




※4  我が町春日野道の春日野道商店街のイベントに参加してくれたんだけど、イベント後に飲みに入った店でノリノリの連中とノリノリに飲んでいた。挨拶して一言二言交わしたのだろうか。ノリノリが非常にうるさく、且つ有加ちゃんの声が小さく全然何言ってるか分からなかったが、間だけは外してはならないと適当に返事だけした記憶がある。我ながら恥の多いコミュニケーション力である。



※5  「ひとりごと」 2015年8月2日発売。Amazonで購入可能。癒し系というより、癒しそのもののような歌声。井川遥なんて比べるまでもないことは言うまでもない。


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ライブ会場でお待ちしております!
posted by さだおか at 16:55| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

OMAKE DISCの残数があと少しです。

たびたびCDのことで申し訳ないのですが、手売りと郵送でお買い求めいただいた方に付けているOMAKE DISCが僕の手元にはあと約30枚となっております!


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ありがたいことに、本編もいいけどこっちも良いよねという声もチラホラあり、作ってよかったなと思う次第であります。


ただ、CD-Rになりますので、僕が一枚一枚焼いて作ってるんですが、結局その人件費や時間等を考えたらプレス業者に発注した方が良かったなと後悔も少なからずしております。だって大変だからネ!でもまぁ、その手間を惜しまないことがフリーランスというか自営者の生きる道であるとも分かってはいます。はい。


音盤のみでしたら100枚以降も追加することは可能ですが、印刷したジャケットが100部ちょうどしかありませんので、近石さんの絵と僕の短い後書きを手元に置いておきたいという方は是非お早めにご購入下さい!

あと約30枚であります!


郵送でもお付けします。直接購入が希望でしたら取り置きも致しますので、お会いする日時等を教えてもらえれば置いておきます!遠慮なく連絡ください。コメントでも構いませんし、monkdaigaku@gmail.comにメールでも構いません。


もう一度言いますが、

僕の手元のOMAKE DISCはあと30枚です!



因みに、缶バッジとキーホルダーもあと10個ほどになってしまいました!もちろんこちらもご希望の方は取り置いておきます!

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お早めに、何卒お早めに!
posted by さだおか at 11:44| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

SEMODAI 2 発売日決定!

セロニアスモンク大学のセカンドアルバム「SEMODAI 2」のCDショップやAmazon、ディスクユニオン等での取り扱い、つまり発売日が決まりました!


2017年7月26日(水)発売決定!


現在、Amazonでは予約受付開始しております!
セモダイ2(SEMODAI 2) - セロニアスモンク大学
セモダイ2(SEMODAI 2) - セロニアスモンク大学






もう一度、発売日を大きな文字で。





2017年7月26日(水)でございます!!!



ディストリビューションはディスクユニオンにお願いしました。ですので、大阪のディスクユニオン店頭でもお買い求めできるのではないでしょうか?そこらへんは僕の営業努力次第というとこもありますが、そうですね、神戸大阪京都のショップには果敢に営業していきたいと思っています!



ライブ会場か郵送でお買い求めいただいた方には数量限定ではありますが、OMAKE DISCが付きます。これはAmazonでは手に入れることは出来ませんので、そちらの方が欲しいという方はぜひメンバーから直接買っていただくか、monkdaigaku@gmail.comまでご連絡ください!



どうぞ宜しくお願い致します!

posted by さだおか at 10:24| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

近石さんからの言葉

SEMODAI 2 のビジュアルを担当してくれた近石 礼さんからアルバムを手にした感想を一言いただきました!



『ジャズの歴史は変わるはずもない 永遠だからだ サダオカ氏は永遠だ 魂として永遠なのだ 我らはそれをこのアルバムから悠々と感じる事が出来よう ジャズ、光、海、永遠に楽しもう ありがとう セロニアスモンクさん、ジャズを愛する、いや、音楽を愛する全てへの感謝』



全曲聴いた感想をお願いしたら「感想に出来ませんでした あまりに素晴らしい」と返事が来て、でもどうしても紹介文として使いたいのでお願いしますと頼んだら上の文章をくれました。


こちらこそ素晴らしい絵をたくさんたくさん描いてくれて本当にありがとうございます!!!!!





実は完成したCDを手渡したときに次作のビジュアルもお願いしたいと話しました。テーマは「エジプトの芸術」でとも。

近石さんの絵、特に人物や人の形をしたものの色味、線、眼差し、姿勢がエジプトのそれらと連綿と続いてきたという印象がありました。独特の色使いも、あの大胆さは島国のそれでなく、大陸的と言いますか、エジプトの文明に近いものがあるのではなかろうか、ただ日本に生まれ育っているがゆえに湿度や四季の影響であの近石さんの色使いになっているだけで根本的にはエジプトでしょうという感じです。


あの時まだ一枚も売れてない時点で次作の話をしてる自分はバカなのか浮かれているか分からなかったんですが、僕も次作を作れるようになるまでに写真やアートもいっぱいいっぱい吸収していきます!



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posted by さだおか at 13:40| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

1001回目のプロポーズ。

毎回々々このブログを書くときは何某へ向けた愛の言葉、愛の誓いのような気分でペン先ではなく指先を思うままに動かしているのですが、今回の記事で1001回目の誓い、すなわちプロポーズということになります。愛するお前が1001人目の嫁さんだ!


だ!なんて急にいきむから少しおしっこ出ちゃいましたが、そういう感じが「嗚呼、三十を超えるということはそういうことなんだな」と改めて実感するのであります。


あと酔ってるときに走るとか飛ぶっていうことはもう絶対にやらなくなりましたね。終電間際でも極力早歩きです。そもそも終電までは飲まない!大阪で飲むなら23時過ぎ発の電車を目途にしますし、元町三宮なら徒歩圏なので時間は気にしないという感じです。


そう、昨日も友人と梅田で飲んでたんですが、朝気付いたら布団の上にいたという状態でした。一体何歳なんですか!?と愛する嫁1001人に説教されても仕方がない状況ですが、財布と携帯とカメラと鍵は失くしてないから許してチョンマゲ〜っておどけて見せたりしたいもんですが、実際は本を失くしてしまいましてね。それも図書館の本を・・・。ブルーであります。


こういうときは目覚めるた勢いで鞄の中身を確認する癖が付いてるんですが、本がないと気付いたときはショックでした。ズボンの後ろポケットに皺くちゃのしおりがあったので恐らく帰りの電車で出して読んだんでしょうね。酔っ払ってまともに記憶もないのに、何を負けじと本を読んでいるのか。我ながら我ながらでありますよ。


それと、「SEMODAI 2」に収録している「夥しい愛」という曲の詩に「煩悩は冷凍していいちこのオンザロックでやるといい」とあり、製作段階で(株)三和酒類さんに「いいちこ」の使用を快諾いただいていたので、そのお礼にと早速アルバムを送って数日、素晴らしすぎるお返事をいただきました。



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一生いいちこです。


そういえば僕の大好きなブッチャーズの吉村さんもいいちこが好きで、バンドで工場見学行ってる記事を見たことがありますが、いずれは僕も工場見学に行きたいと思っています。


もう本当、一生いいちこです。
posted by さだおか at 18:46| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月30日

昨日のセモ大@大林檎、ありがとうございました。

昨日のセモ大@ビッグアップルへお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。


セモ大はワンセットがMC含めて一時間前後になるので、終了が22時20分ごろだったのでバタバタと急いで帰られた方も多く、一人一人にyちゃんとお礼を言えずじまいでしたが、記念すべきお披露目ライブにお越しいただき本当にありがとうございました。CDや物販も買っていただきありがとうございます!


これから対バン企画やアートワークに使用した近石さんの絵画の作品群の展示ライブ等企画もレコ発でやっていきたいと思っています。これからもどうぞ宜しくお願い致します。


近々は7月15日の昼間に創徳庵にて対バン企画です。

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宜しくお願いします!



そして二年前の録音時にもお菓子の差し入れをいただいたKさんより、完成祝いをいただきました!畠山さんが愛してやまないブラックサンダーに熨斗紙が付いていて、メンバー全員が興奮してしまいました。

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セットリスト

1st
夥しい愛(「SEMODAI 2」収録曲)
BEMSHA SWING
MONK'S MOOD
PANONNICA

2nd
FRIDAY 13TH
BYE-YA
DUKE ELLINGTON'S SOUNDS OF LOVE
骨とノイズ(「SEMODAI 2」収録曲)
BRILLIANT CORNERS
EPISTROPHY(「SEMODAI 2」収録曲)
STARIGHT NO CHASER(「SEMODAI 2」収録曲のリアレンジ)

アンコール
CREPUSCULE WITH NELLIE



今年のライブ再開からこのバンドはバラードが良いなぁと思っていて、その自由度と伸縮感にはバンドとしての信頼感と安心感がとても作用していると思います。

昨日のライブでもMONK'S MOODを演奏しているときに「今日は良いなぁ。やっとこういう感じになってきたなぁ」と感慨深い気持ちになっていました。それくらい良い演奏だったと思います。


だいたいライブの時はバタバタとして写真を撮る余裕がないんで素材が皆無なのは毎度々々反省してるんですが、昨日もカメラは持参していたんだけど出す余裕は皆無でありました。


近いうちにアルバムの曲の紹介の動画でも作ろうと思っています。あとこの日のライブも公開する予定であります。


とりあえずお披露目は出来ましたが、「SEMODAI 2」はまだまだこれからです。セモ大のライブ共々応援よろしくお願い致します!!!
posted by さだおか at 20:54| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

SEMODAI 2届く。

まぁ見てちょんまげ。



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無事に届きました。といっても午前中指定だったのに13時過ぎてましたがね。ま、いつ来るかいつ来るかとヤキモキしている時間もそれはそれで楽しかったのでいいですがね。


四箱も来て驚きました。前作の時は同じ枚数で二箱だったのでね。でも二枚組ですし、実物持つと厚みが二倍以上あって納得です。


といっても皆さんのご協力で一箱は近々になくなるでしょう。なくなるでしょ?なくなるよね?なくならしてくれるよね?



ということで、早速今日から持ち歩いていますのでご購入宜しくお願い致します!
posted by さだおか at 17:19| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

カウントダウン0519

明日の午前中を指定しているので、今夜眠って目を覚まして、歯磨いて水飲んでご飯食べて、それでも間が持たないから洗濯物取り込んで押入れの置き場所作って、それでもやっぱり間が持たないからトイレ→風呂→部屋と掃除していくんだろうなと想像している。そう。肝心な時ほど荷物は届かないから。


この一週間はいよいよCDが届くのだと胸騒ぎで何も手に付かなかった。それでも日常を保つために頭というか協力に意識をコントロールして生活してきた。それでもフライヤーはどうも作る気にもならず、そういった事務作業には目を伏せて過ごした。だってもうしばらくはパソコン作業するの嫌なんだもん。


こんな気分を味わえるのもそうあるまいと思う。ましてや前日前夜の胸騒ぎったらない。修学旅行の前日でさえここまでドキドキしなかった。CDが詰まった段ボールが今どこでどうなっているんだろうかと想像しただけで一時間は過ごせる。まるで鰻屋の換気扇の下で空のお茶碗と箸持ってニヤニヤしている状態である。ようするにアブナイということだ。でも大人になってもこんな気分になれるんだもんなぁ。あ、でも結婚前夜の新婦やその両親の心情とはこんなものなのかもしれないなんて普段は想像すらしないことも考えてしまうのだから、そう安くはない製作費を出しただけのことはあるなぁと何をどう転んでも感慨に浸ってしまう。


ところでモーニングで連載されている「CITY」という漫画は面白い。ギャグ漫画なのだが、リズム感が素晴らしいと思う。一瞬を解体して数コマに振り分け、スローモーションのようにしたときが特に光っている。作者独特のリズムでしょうな。


あとヤングアニマルの「あそびあそばせ」もキレッキレだ。この作者の別の漫画も好きで読んでいたが、幼女や少女を二次元らしく可愛く可愛らしく描く画力を持ちながら、シュールなギャグを止どなく畳みかけてくるのが堪らない。ずいぶんと漫画の単行本を買ってないが、これも単行本でも読みたいと思うくらいだ。


あと雑誌単位で言うならば、今のビックコミックオリジナルはすごい。作家陣が今ものすごいことになっている。いわゆる重鎮たちが新連載を毎号始めているがそれがそれがもう凄い。伊藤潤二が太宰の「人間失格」を、能条純一が「昭和天皇物語」を、山本おさむが「赤狩り」を始めた。もうね、新連載ということもあるのだろうが画力が圧倒的です。特に能条さん、上手すぎます。


と、何も手に付かないと言っときながらしっかり漫画や本は読んでいるのだ。
posted by さだおか at 21:02| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セモ大動画

CDの告知にもなればと、先日のライブよりブリリアントコーナーズです。

これはCDにも収録されているので、是非ご覧ください。で、CD欲しくなっちゃってください。







ライブ予定
5月28日(月)神戸 BIG APPLE ワンマン
7月15日(土)中崎町 創徳庵 対バン 葭葉愛子TRIO
9月6日(水)神戸 BIG APPLE ゲスト野津昌太郎Guitar
9月20日(水)大阪 umeda ALWAYS 対バン 小倉直也セプテット


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posted by さだおか at 11:00| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セロニアスモンク大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする