2020年08月28日

スケジュール更新です。

だだだーっとではございますが、以下スケジュールになります。



9月


5日(土)姫路 Layla
中野誠也(tp) 小田知代(p) 河合鉄兵(b)
開場19時 開演20時
チャージ2500円
 

9日(水)天満 BAMBOO CLUB
有本羅人 Tp 佐藤絵美里T.sax 泉正浩Bass
開場18時 開演18時半
チャージ2,000円(1drink&snack1,000円別途)



15日(火)神戸 ビッグアップル
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柏谷淳alto sax 平倉初音 piano 河合鉄兵 bass
開場19時 開演19時半
チャージ 予約2000円 当日2300円




16日(水)池袋 フラットファイブ
北川秀生Bass 野津昌太郎Guitar 
open19:00 start20:00
チャージ¥1,500+飲食代
https://www.facebook.com/flat5jp/



22日(火)三宮旧居留地 100BANホール
ジャムセッション
高橋俊男piano 泉正浩bass
開場19時 開演19時半 終演22時頃
1500円



27日(日)明石 POCHI スペシャルジャムセッション
高橋俊男Piano 泉正浩Bass 
open18:30 start19:00
チャージ¥1,550-
http://www.pochi-live.com/index.html





10月



6日(火)神戸 BIG APPLE ドラマチストオーケストラ 死神編
中曽根有里Vo 伊藤シュンペイGt 武藤浩司A.sax 森下周央彌Gt electronics



7日(水)池袋 フラットファイブ
北川秀生Bass 野津昌太郎Guitar 
open19:00 start20:00
チャージ¥1,500+飲食代
https://www.facebook.com/flat5jp/



25日(日)天満 バンブークラブ
定岡弘将・松本大二人会
松本大drums
open 19:00 start 19:30
charge\2,000(1drink&snack\1,000別途)
http://www.temma-bamboo.club/


27日(火)三宮旧居留地 100BANホール
ジャムセッション
高橋俊男piano 泉正浩bass
開場19時 開演19時半 終演22時頃
1500円




28日(水)天満 BAMBOO CLUB
第19回 課題曲セッション!
荻野やすよしguitar 丑嶋恵piano 河合鉄兵bass
open 18:30 / start 19:00
posted by さだおか at 08:50| 兵庫 ☀| Comment(0) | schedule | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月24日

SEMODAIの音源も

SEMODAI in KOBE 2019もバンドキャンプにて販売開始しました!


CDだと二枚組で2000円ですが、バンドキャンプでは一曲200円からで、1st setと2nd setそれぞれ1000円ずつから買えます。


全曲視聴可能です。ぜひお買い求めくださいませ。




https://sadaokahiromasa.bandcamp.com/album/semodai-in-kobe-2019-disc-1



https://sadaokahiromasa.bandcamp.com/album/semodai-in-kobe-2019-disc-2



よろしくお願いします!
posted by さだおか at 14:37| 兵庫 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月24日のライブ

8月24日(月)神戸 ビッグアップル ドラマチストオーケストラ
伊藤 シュンペイ(guitar,voice) 武藤 浩司(sax,flute,voice) 仲曽根 有里(voice)
開場19時 開演19時半 2,500円(予約2,300円)
■ KOBE BIG APPLE
神戸市中央区山本通3丁目14-14ト-アハイツB-1
(078)251-7049
http://www.geocities.jp/kbigapple/


今の目標としては10人編成くらいの音楽家だけで朗読劇をしたいんです。音楽は即興で伴奏をつけて、一つの物語を各自が読みつつ演奏しつつやる。で、その演目は落語の「死神」をもとに僕が書き下ろしでやりたいのです。前回のライブでできている部分までだけやりましたが、結構好評でした。これが完全版でやるとなると全四部構成で90分前後の長さになると思われます。


今日までで二部を書き終えましたが、朗読ということでただの文章とは違った精度の文章表現が必要で、いちいちそれを声に出してよみつつ修正しては書いて、読んでは修正してとなかなか骨の折れる作業ですが、これが結実した日にゃあたしゃ一皮剥けますね。


で、以下はその死神の第一部であります。多少長いですが、ぜひ読んでみてください。




死神 


第一部


 たとえ小川くらいの川幅のないとこに掛かるような短い橋でも、その橋の上に吹く風はいく分強く感じるもの。それが風の強い日なんて、そこから川を見おろしたようなときには背中に当たる風が一層強く感じられて、ちょっとした好奇心から飛び降りてみようなんて気になるから恐い。小さいときにそうやって橋の欄干に寄っかかったりして、ふとこの橋の裏ってどんなかなと覗き込もうとしたり、逆に川辺の方から橋の裏側を見上げたときに「こうなってんのか」と言葉に出来ないような気持になったりしたことがある。
 橋の上。この橋というはつまりは端、端とは魔が通る道であるそうです。端は橋であり、つまるとこ橋は魔の通り道であります。端はこの世の果てであり、他界に最も近いところで、やはり他界との接点となる。橋はそういう接点に架けられ、此岸と彼岸をつないで渡すものですから、この話もその橋の上から始まります。
 元来の怠け癖で、何をしても長続きせず、それでも月々にわずかながら給金をもらえどもその都度酒や女にうつつをぬかし、結局は生活に必要な金は手元に残らず知り合いや身内やと、とにかく借金をしては日々を何とか暮らすという、まったくしょうがない男が一人、年も押し迫った日に、橋の上を行ったり来たりを繰り返しておりました。

男 「もう金の借りる当てもなくなっちまった。なんでこんなんなっちまったんだよ。自分のことだけど嫌ンななぁ、ほんと。いい加減愛想つか
   してカミさんも源坊連れて出てっちまったけど、あいつンとこにも相当借りてっからなぁ、簡単にゃ許しちゃくれまいや。寒いねぇまった
   く。あー寒い寒い」

 寒いというのは当たり前で、何年も着古してもう向こう側が透けちまいそうな羽織を一枚羽織ったっきりで、裸足にボロボロの雪駄じゃ足の指先も真っ赤になってね、感覚なんてのはないんでしょうね。自業自得とはいえ身も心もボロボロの状態ですから、今一歩でも立ち止まっちゃもう動けねぇてな様子で行ったり来たりして寒さをどうにか誤魔化しております。その男はとうとう家族にも見捨てられ、自棄になっていっそのこと橋から飛び降りて死んじまおうと思って来たはいいものの、いざってときになると往生際悪く飛び降りる勇気すらないままそこをうろちょろうろちょとしているのでした。「もう歩くのも疲れちまった」とようやく欄干に手をかけて川底を覗き込むと、川面に雪が落ちてるのを見て「あ、雪か。綺麗だなぁ」とまったくこの期に及んで呑気なことを言うのだからどこまでもダメな男です。

男 「いけねいけね。俺ぁ死ぬんだ。今日もう俺は死んで、これ以上人様の迷惑にならねぇようにするんだ。でも死にゃぁどうせ借金も関係なな
   んだし、この際だ、せっかくだから正月まで待って何も思い残すことねぇように遊べるだけ遊んでから逝っちまうか・・・なんて、そういう
   了見だからダメなのに・・・クソっ・・・死ぬ決心もつかねぇでやんのな」

 パラパラと降っていた雪は今や勢いを増し、積もり始めた。橋の上だけは男の足跡で泥まじりのまま積もるほどではないものの、他に行き交う人は1人もいない。どうもおかしい。そういえば妙に静かだ。まだそんな夜更けでもなければ、年の瀬なのだからもっと騒々しいはずなのに。男もそのことに気づき、立ち止まっては振り返り、また数歩進んでは立ち止まって振り返りしている。前見てる時に背中をゾッとするもんでも通ってやいないかと恐くなってきたんでしょうな。寒さのせいか顔色も段々と生気を失いつつありました。でも立ち止まれない。こんな寒い中、野垂れ死にするくらいならさっさとトーンと橋から体を放っちまえば良いのにそれも出来ず、じゃあもう諦めて家に帰ればいいのにそれも出来ないでいる。

男 「あぁ。頭も回ンねぇや。俺ンちは橋のこっちだっけかあっちだけっか。何で分かんねぇんだよ。こっち側は明るい様子だからそっちに行き
   てぇけど、どうもあの暗い方に家があったような気もするんだけど、どうも気味が悪いな。なんで家のある方分かんなくなるくらい行った
   り来たりしちまったんだろ・・・。源坊は今頃なにしてっかなぁ」
 
(遠くから駕籠かきの走る調子を合わす声)
エッホ、エッホ、エッホ etcそういう感じだと何でもいい
(しばらくしてまた駕籠かきの声)
エッホ、エッホ、エッホ

 男がぼんやりとそんなことを考えていたその時橋の向こうの暗い方から駕籠が走ってきて、明るい方に行った。するとすぐに同じ駕籠が折り返してきて明るい方から暗い方に向かった。

男 「何だいありゃ。あの駕籠はどこで客おろして・・・ちょっと待てよ。この橋、たもとがねぇじゃねぇか!ああ?!どことどことが繋がって
   んだぁ?ああ!?酔っちゃいねぇ・・・よな?」
 
男がその橋の上に立つ少し前の話をここで一つ。

 人が死ぬというのは寿命が尽きるわけですね。その寿命が尽きる今際(いまわ)のときに死神というのが現れて、あの世にその人の魂というんですかね、そういうもんを連れてくそうです。あのアニメとか漫画に出てくる死神ってのは鎌の親分みたいな大きな鎌持ってますけども、実際の、いや実際ってのも変な話ですけどね、まぁ、ここで言う死神はそういうもんは持たず、提灯を一つ片手に下げて現れるそうです。その提灯の中の蝋燭がその今際の人間の寿命だそうで、だいたいが消えかかって火がとろーりとろりと揺れているそうで、それがまた死神の気持ち悪さを引き立ててるんでしょうね。で、まさに寿命が尽きるってときに、その提灯を顔の高さに持ってって蝋燭の消える瞬間を見ようとするもんだから、霊感とかそういうの強い人がその場にいたりしたらたまに見るとかって聞きますね。「あの人の息が切れるときに、すぐ横で死神が笑ってたんだ」とかって。あれは別に人が死ぬのが嬉しくてしょうがないってなわけじゃなくて、ただただ蝋燭が消えるときにその様を確認しようってんで自分の顔の高さにするから人の目に見えちまうだけで、死神からすりゃ、今から仕事ですからね。その人のをあの世に連れてかなきゃならないわけですから、むしろ面倒だなぁくらいに思ってんでしょうね。
 人の寿命に立ち会うのが死神ですが、じゃあ当の死神の寿命が尽きるのかっていうと、人間で言う死ぬってのとは少し違うが、一応寿命は尽きます。死神の子供、まぁその子供ってのも人間みたいに男と女がどうのこうのして出来るそれとも違うんですけど、あの、死神っていうのはそもそもが役目みたいなもんで、たとえば会社の社長みたいなもんで、会社には社長は一人ですよね?それで次期社長に継いでってするみたいに、死神ってのも次の死神が出てきたら代替わりみたいなことをするわけですよ。次の新しい死神がその死神の子供・・・みたいなもんとしてある時ふっと現れて、そんときに「そういや自分も自分という意識を持ったときには目の前に先代の死神がいたなぁ」なんてずっと昔のこと思い出しながら死神としての役目が終わりかけてるんだなってことを理解するんですね。死神は肉体ってのはないですから、朽ちたり消えたりってこともなく、前の死神はなんとなく居なくなって新しい方の死神だけになってるわけです。見た目とか全然変わらないそうですけどね。こう、死神が二人いるって時間が少しあって、その死神すらも気付いたら一人になってた、みたいなことだそうです。こうやって話しててもよく分かんないですから、聞いてる方はもっと分かんないと思いますけど、死神ってのはそういうもんだってくらいに思っといてくださいな。

 死神の説明はそんなとこで話を戻しますと、男が橋の上に立つ少し前の話ですね。
 ちょうどその橋の架かる土手で、死神が二人座り込んで何やら話し込んでおります。

死神 「お前が私の前に現れたってことは、もう直に私もお役御免だ」

死神 「なんのことです?」

死神 「私たち死神というのは、一度に何人も要らないわけだ。新しいのが現れたら、おのずとそれまでのは消える。だから、お前さんが俺の前
    に現れたということはそういうことなんだよ」

死神 「あぁ。私は気付いたらここに座ってて、お前さんがスッと横に座ったんですよ。現れたなんてのは、私の方からすりゃお前さんが急に私の
    前に現れたんですがね。それに私、ここまでの記憶というか、そもそもどうして存在しているのかさっぱり分からないんですが、私は死神
    なんですか?」

死神  「お前さんに私が見えて、私もお前さんが見えるということはそういうこった。そうさな。そこ橋があるね。あれは、この世とあの世を繋
     ぐ橋なんだよ。方々で提灯が見えるね。あれは自分の命がもうそろそろとなった人間が、その寿命の火の提灯を下げて来るわけだよ。
     ま、そういう奴は俺たちの手間も省けて楽で良いんだけども、中にはとんだ間抜けな奴もいて、手前の順番でもねぇのに来ちまう奴が
     いるんだよ。ほら、今も一人、何も持たずに橋にあっちとこっちをずっと行き来してるのがいるだろ。」

死神  「ほんとだ。ああいうのはどうなるんです?」

死神  「ま、死神次第だなぁ。あの橋に来ちまうというこたぁ、あいつ自身も一度は死ぬ気でいたんだろうからそのままあの世に連れてってもい
     いし。ちょっと手間はかかるが、元の世の方に戻してやるのでも構わねぇよ。そうだ、お前さんの初めての死神としての仕事にあの男の
     始末をしてみちゃどうだね?」

死神  「面白そうだね」

死神  「面白そうかい?じゃあやってみな」

死神  「お前さんは今からどうするんで?」

死神  「私ぁ直に消えちまうからね、お前さんの好きにやりゃ良いよ。あ、男もあの橋のおかしなことに気づいたようだよ。早く行きな」

死神  「そうかい。じゃあな」

 のそっと土手から腰を上げ。橋の方へ何歩か進んでから思い返したようにさっきまで座っていた土手の方を見ると、そこにはもうさっきまで話していた死神の姿はなかったのです。いずれは自分も何の感傷を抱く間もなく消えるのかと、死神とはいえ多少は胸の奥の方が少し重く感じたのでしょうか、まだちらちらと降り続く雪が点々と水面を打つのを見入っているようでした。



第一部 了
posted by さだおか at 01:10| 兵庫 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月20日

読書記10

読書記とはいえ、まずはRJSQのCDが9月23日にAmazonはじめ各ネットショップ、ディスクユニオンやタワレコ等店頭での販売が始まります。

以下は目についた各ネットショップでのRJSQのページです。


https://www.amazon.co.jp/Live-Apple-Radical-Standard-Quartet/dp/B08G23HWG1/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=live+at+big+apple&qid=1597817163&sr=8-1&fbclid=IwAR3otoYpZeB0SRGDVWGbSTuStnA9Bg11SP01v8Qp0ZSWgwR5CmIgtEwxP2U


https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008177912



http://ventoazul.shop-pro.jp/?pid=152998419



https://lohaco.jp/product/L09276817/


https://www.hmv.co.jp/artist_Radical-Jazz-Standard-Quartet_000000000845520/item_Live-At-Big-Apple_11150237




どうぞご贔屓に!



で、読書記ですが、今回はレディージョーカーの中巻と下巻から。

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上巻の面白さから息巻いて一気に読み切ったが、下巻に関しては疲れのせいもあってか、少々内容にダレを感じえなかった。

大手ビールメーカーの社長を誘拐し、数日後に開放するもののこれから販売するビールに細工をして異物を入れるぞと脅しをかけてそれに対しての身代金を20億取るという話なのだが、そこに同和問題や政治やその周辺の闇の紳士たちやらが株価やなんやらで絡み、さらに新聞社の記事が過去の経済事件の因縁が云々で色々と絡んでいるということで、その風呂敷を広げる時ほど楽しい物はないが、いざそれを仕舞おうとしたらそれなりに齟齬というか、作者と読者の間でズレは生じるもんだ。読者はいつだって贅沢なのだ。そういう意味で僕はこの事件の始末の仕方はあまり気持ちよく読めなかった。犯人グループの中の現役刑事がいるが、その辺りにもう少し文字数を割いても良かったのではと思った。中巻以降は主にビールメーカーの社長やその周辺で、特に警察から社長の警護として出向している合田刑事を中心に話が進む点で誰の視点で読むべきか定まらなくなったが、群像劇というのはそういうもんなのだろう。

小説にしろドラマにしろ映画にしろ文字数や時間に限りがある以上はその中で始末はつけないかんが、その人たちのその後に惹かれて想像するくらいに、もっと見たいな読みたいなと思わせるものこそが面白いというか、傑作や名作といわれる所以なのだろうと今日では思っている。哀しいかなこの小説はその点で消化不良がある。










posted by さだおか at 13:01| 兵庫 ☀| Comment(0) | 読書記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

自転車よ。ああ自転車よ。自転車よ。

つい今朝の事である。出かけて帰って来た時に自転車のスポークが一本欠損していることに気付いた。スポークとは車輪の中心から数えるのも億劫な本数で車輪の構造を支えている骨みたいなパーツの事である。


思えばこの自転車も春日野道に越してきてからずっと使っている。後輪がパンクすること数回、スポークが折れて車輪ごと交換すること一回、鍵を酔っ払って紛失して鍵ごと交換し、ライトに関しては合計四回ほど壊れては買い、買っては壊れしてきた。元々が3万くらいのものなのに、なんやかんやとその本体代以上の部品工賃を払って5,6年ほど乗り続けてきた。


スポークが欠損したことで自宅にて色々と検索したら、3万円程度の自転車なんてものは走って曲がって止まることが出来る鉄屑であり、たとえBAAという安全基準という一般社団法人自転車協会が示している基準の範囲であれ鉄屑には他ならないということだそうだ。そんなもの5,6年も乗って無事故で来れたのだから元は十分取っただろうと溜飲を下げかけたものの、遂二、三週間ほど前に後輪がパンクし、ついでに前輪のブレーキシューと後輪のブレーキワイヤー一式を8千円ほどで交換しての今朝の事である。眩暈がしたのは暑さゆえのことではないことは間違いない。


近所の大手自転車チェーン店に開店を待って持参したところ、開店準備をしていた店員を呼び、自分の自転車がどうのこうのであると伝えると、「もうタイヤ自体にガタが来てますし、車輪ごと交換を進めますよ」「諸々で幾らくらいですか?」「一万円くらいです」とのことで、では新しいのを買いますと即答したのだが、一切合切疑心暗鬼に出来ている僕は、常々自転車屋を始め病院や行政書士といった専門性の高い人々は何かしら市井の人々の財布からかすめ取ってやろうと甘く考えている風に思わずにはいられないのである。



歯医者でもそうだが、問診票に「すべて治療する」と「気になる部分のみ治療する」という項目があった歯科医があった。そらこちらとしては歯が痛くなったから来ているので、その痛みを取り除いてもらえることが目的であることは言うまでもないが、治療をする先生方にはこちらの自覚のない治療の必要な歯が見えていても、先に書いた「気になる部分のみ治療する」に丸を入れている患者の場合はこれ一切見なかったことにして患者の指定する治療のみに終始するのであろうか。僕としては根がケチに出来ているので、今目の前の不幸をやり過ごすことで十分ではあるが、こっちの歯もこのままだと後々エライことになると分かっているのに患者には伝えないでいいというシステムを構築するに至った病院側の姿勢はハテナではあるが、結局は患者次第であるという半ば投げやりな状態なのだろうと思いつつも、毎週のように歯医者に通って毎度何千円何百円を払ってまで歯科医の理想的な口腔を獲得できるほどの収入もないので仕方がないのだ。


今朝も自転車屋で同じような気持ちになりつつ、本当に一万円もかかるのか?という気持ちと、パンク等の修理したときにこれであと一年もってくれれば良いやと飲み込んだ気持ちで吐き気を覚えつつも新車を購入したのであるが、それに乗って早速買い物に向かう道中でさえも頭の中では「二、三週間前の8千円は無駄やったな。ドブに捨てたようなもんだ。この自転車が税込み26800円だったが、結果的には34800円だったんだな」とばかり考えていた。全く根がケチで出来ているとギンギンの太陽の下で自分が嫌になったものである。


あと春日野道で新車の自転車を雨ざらしの路上に止めていることが気にかかって仕方なく。新車が自転車泥棒の目に留まりやすいのならば、いっその事一度くらいどこぞの土手の上から放り投げて傷一式を付けても構わなかろうと思いつつも、ごくごくわずかなピカピカ期を堪能したいという気持ちのせめぎ合いである。
posted by さだおか at 18:03| 兵庫 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月09日

RJSQのライブ音源をデジタルリリースしました!

https://sadaokahiromasa.bandcamp.com/album/live-at-big-apple


バンドキャンプにてRJSQの「Live at Big Apple」の販売開始しました。全曲視聴可能です。


 2019年11月13日、リーダーである定岡弘将の三十四回目の誕生日であるその日に、神戸の聖地と称されることも少なくないライブハウスであるBIG APPLEでのライブ録音である。ライブである以上非常に生々しく、音楽が熱量で滾っている。が、当然全てがうまくいっているわけではない。苛立ちや空回りといったライブならではな様々な波間が克明に聴いて取れる。でもそれこそがライブであり、ライブアルバムの魅力に他ならないのだ。

 ライブ録音ということで音質は?となることも多いが、このアルバムに関してはそんな事は全くの杞憂である。一切装飾のない奏者の奏でたそのままの音が見事に記録されている。
 一曲目のみ森定道広のオリジナル曲で、それ以外はどれも耳馴染みのあるジャズスタンダードが並んでいるが、どれも各人の個性が際立った演奏をしている。

 ときに過剰に、ときに切実に、ジャズスタンダードを演奏する。でもやはりそれは自然で自由な音楽への道程に過ぎないのだという自戒を忘れないように音盤に記録した。身の丈の音がここにある。




https://sadaokahiromasa.bandcamp.com/album/live-at-big-apple


ぜひお買い求めください。
posted by さだおか at 13:09| 兵庫 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月05日

読書記09

近況を。


先週末に淡路に帰った。色々と用事があったが、夕飯を家族と食べ、ほろ酔いで自室に帰ってもう一杯二杯呑んでたら寝落ちして夜中の3時に起きてしまい、そのままずるずると朝を迎えてまた出かけてということで過ごした。現在体調不良。溜まった疲れが出ております。暑いしね。


7月以降に読了した本を画像でパパっと並べます。


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まずは僧正殺人事件。

古典になればなるほどに細かいこと云々ではなく、全体で読ませるっていうんですかね?分かりますか、このニュアンスが。人間関係や心理描写やってそんなことで読んでいかせるんじゃなく、文章を書くっていう欲望で読むという欲望を刺激してんですよね。堪らないです。





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五番目のコード D・M・ディヴァイン著

ディヴァイン作品はお初。すいすい読み進められて好感触。人物設定や描写が際立っていて、台詞のやりとりが心地よい。小説として読み易くて安心してサッと読了。






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横溝屈指の短編である「鬼火」を読むために借りた。半年ほど前にも借りたが、その時は日本物より海外物に目が向いていたので結局読むこともなく返却していた。で、久しぶりに横溝を読みましたが、とりわけこの「鬼火」の文章の美しさったらないですね。グロテスクなんだけど、ひたすらに描写する文章の美しさと声に出した時の音感に感動。「真珠郎」と「鬼火」は必読やね。あと乱歩の「蟲」と「陰獣」は美しき日本文学そのものである。






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初高村薫。文庫で上中下巻ということで多少構えながら読み始めるも、ぐんぐん引き込まれた。が、著者特有の文体というか文章のリズムで牛の歩みの展開に多少困惑して一部斜め読みでやりすごす。それに冒頭の岡村清仁からの手紙で心折れかけるからね。でもそれさえ越えれば面白いだけ。現在中巻を読み進めている。
posted by さだおか at 11:00| 兵庫 ☀| Comment(0) | 読書記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする